苦闘が育む力
ある少年が、中でもがくチョウを助けようと、さなぎを開いてしまいました。チョウは、苦しみから解放されましたが、飛ぶことなく、地に落ちて死にました。少年は、生き抜く力を育む機会をチョウから奪ってしまったのです。
名もなき女性たち
シェリアは、テーブルを除菌クリーナーで拭き、使用済みの紙コップや紙皿の入ったごみ袋を結ぶと、それを手に部屋を見渡しました。教会の集会後の掃除担当として、最終確認をしたのです。その時、ある思いが心をよぎりました。「私の奉仕なんて、気付いてくれる人はいるのかしら」
神の力は疑う余地がない
本部ビルの改修の際、セントラル・ケンタッキー交通局(TACK)は、顕著な外観にしたいと考えて、高さ約7メートルの画びょうのモニュメントを入口に設置しました。今では、この世界一大きな画びょうを見逃す人も、ここがTACKであることを疑う人もいません。
友人の信仰
ある女性が、会議でプレゼンをする友人の顔色が悪いと気になって大丈夫か確認すると、その人は「この発表はやり遂げたい。明日の朝、治っていないなら医者に行く」と答えました。この女性は、最後まで会議に残れないので、別の友人に後を託しました。
歩いて祈る
デボーション・エッセイを半分書いたところで、考えがまとまらなくなり行き詰まりました。そこで「神よ、どうすべきでしょう」と祈りました。歩くと創造性が平均60%高まるというリサーチ結果があることを思い出し、私は、散歩に出かけて、神との対話を続けました。30分ほど歩くと頭がスッキリしました。そしてパソコンの前に戻り、エッセイの後半を書きました。
虹という答え
オーウェンは休暇中、同僚からショッキングな連絡を受け取りました。「上司が君を解雇しようと後任を探している」。彼は、動揺して、夜明けに起きて祈りました。「主よ、あなたはどこにおられるのですか」。そしてカーテンを開けると、湖上にかかる大きく美しい虹が見え、瞬時に心地よい温もりに包まれました。彼は当時を回想し、「まるで神が『大丈夫、私はここにいる』と語りかけてくださったようだった」と述べています。
神の名をみだりに使う
第二次世界大戦中のある写真は万民に警告しています。それは、ある町のナチス本部の表で撮影されました。道行く普段着の女性やスーツ姿の男性、立ち止まって掲示板を読んでいる人は気にも留めていないようですが、本部の正面玄関の扉の上に、でかでかと横断幕が掲げられています。そこには「ユダヤ人に抵抗することで、私は神の御業のために戦う」と書かれていました。
外見と中身
ほとんどの人がジョージ・チェイスを避けていました。入り江に近い森の中の掘っ立て小屋に住んでいて、体臭がきついので、家に風呂がないことは明白でした。
謙虚なリーダー
友人のブッチ・ブリッグスは、51年間、地元の高校の水泳部のコーチとして皆に愛されています。私が「この50年で何度、州選手権で勝ったの?」と尋ねると、彼は持ち前の穏やかな口調で「一度もないよ。一度も出てないから」と言いました。それで「じゃあ、君のところの選手は?」と再度尋ねると、彼はうれしそうに「39回」と答えました。コーチの役割は確かに重要ですが、勝ったのは選手たち。それを自分の手柄にしないのがブッチです。