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深夜の友

真夜中に「助けて!」と電話できる相手がいますか。以前、こう質問されて戸惑いました。迷惑と知りつつも頼れる友人を何人持っているでしょう。分からないと思いました。

人々の避け所になる

家族と一緒に車で長距離移動した時、モンタナ州とサウスダコタ州の人口密度が極めて低い地域を何時間も走っていて、あるパターンに気付きました。広大な農地の中に一軒家が点在しており、その家々は皆、木立に囲まれています。車が強風にあおられないように奮闘した時、私は、その樹木には景観以上の理由があると分かりました。美しい木立は強風から住居や住民を守るために意図的に配置された防風林なのです。

丁寧に接する

私が行く銀行の企業理念は一言でいうと「礼儀正しく」ですが、その理念がスタッフの対応に現れているとすがすがしい気分になります。

外国籍の人

友人の亡き妻は、洋裁の名手でした。長い闘病生活の末に召されましたが、その前にミシンや作業台などを地元の被服協同組合に寄付しました。新しく移民してきた人たちの洋裁学校のためです。友人は「生地だけで28箱もあったよ。6人の女性が来て全部持って行ってくれた。移民の人たちは本当に頑張っている」と言いました。

石のスープ

メギーは薬物常用者で、10年にわたって、刑務所を出たり入ったりしていましたが、ある時、ハンスと出会いました。ハンスは、薬物常用が原因で片手を失いかけたことがあり、「あの時初めて神に泣きついた」と言います。そして神に助けられて薬物から足を洗い、薬物常習者の再生を支援する働きに加わりました。

ゾウの助け合い

ある夜、ケニアのゾウ保護施設に、子ゾウが井戸に落ちたと救助要請がありました。救助チームが出動すると、鼻の3分の2をハイエナに食べられた子ゾウが、暗闇の中で絶望の叫びを上げていました。安全な保護区に移送された子ゾウは、ロングロと名付けられました。「切断されたもの」という意味です。ロングロは癒やされ、鼻が3分の1しかなくても保護区で群れの仲間になりました。ゾウは本能的にお互いの必要性を認識しているので、助け合うのです。

イエスのために共に働く

短期伝道旅行でブラジルに行き、アマゾンのジャングルで教会堂の建設に関わりました。土台はできていたので、柱、壁、窓、鉄の梁(はり)、屋根瓦などを、巨大なレゴを組み立てるように合わせて、最後に壁を塗りました。雨季の最中の建設作業を心配する人たちもいましたが、神の恵みで、豪雨は免れました。さまざまな障害はありましたが、地元の人たちの助けも得て、記録的な速さで完成させました。

行動する愛

病院でマーガレットのベッドの横に座り、患者や医療スタッフ、見舞客が行き来する様子を眺めていました。すると同室の女性の娘さんが「次々に来るお見舞いの人たちは誰ですか?」と尋ね、マーガレットは「神の家族よ」と答えました。彼女は、そんな光景は見たことがないと言い、まるで愛が手で触れられるかのように流れている、と語りました。マーガレットは笑顔で「その源泉は御子イエスを通して現れる神の愛ね」と答えました。

イエスと共に

楽しい週末をニューオーリンズで過ごしました。思いがけずパレードに遭遇し、初めて焼き牡蠣(かき)を食べました。しかし、床に入ると、家族が恋しくなりました。遠くの町でみことばの奉仕ができるのはうれしいですが、我が家に勝る所無しです。