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主にあって真実を語る

交通違反をうそで切り抜けている人がいました。彼は「別れた彼女に無断で車を持っていかれた」という作り話を複数の違反で語っていたのです。軽微な違反でも繰り返しうそをついたことで、ついには悪質な反復行為とみなされ、道路交通法違反と偽証罪で起訴されました。仕事でも不法行為をして、何度も懲戒処分を受けていました。この人にとって、うそは抜けない癖になっていました。

神の皿

その女性は、成人した娘が、有効なメンタルクリニックの治療を受けられるように、祈りつつサポートしていました。しかし、「そう」と「うつ」を激しく繰り返す娘を心配するあまり、自分も疲れ切っていました。そして、自分の健康も大切だと気付いた時、友人がある提案をしました。ベットの横に「神の皿」を置き、自分の力ではどうにもならない心配事を小さな紙に書いて、その皿に置くというものです。それでストレスが解消したわけではありませんが、それらの心配事は「自分の皿」ではなく「神の皿」にあると気付くことができると言いました。

罪悪感と解放

やっていないとうそをつき、逃げ切ろうとしましたが、神に止められました。中学生の頃、吹奏楽部の演奏中に後ろから口の中でかんで固めた紙くずを投げた生徒の1人でしたが、元海兵隊員で厳しい罰を与えるという評判の校長が恐ろしく、うそをついたのです。そして、父にもうそをつきました。

清めをもたらす告白

彼は、自らの死を悟った人に雇われます。その仕事は、故人が守り続けた秘密を葬儀で明かすことです。弔辞を中断させた経験もあります。彼の話をさえぎろうとする司式者に座るように促したこともあります。ある時、棺に眠る人は宝くじに当たって大金を得たことを誰にも言わず、事業に成功したかのように何十年も振舞っていた、と打ち明けました。不倫の事実を未亡人に告げたことは、何度もありました。これを身勝手というか、誠意というか、いったいどちらでしょう。しかし、確かに言えることは、故人は生前の罪から解放されたかったのです。

イエスに献身した形跡

カリフォルニアの大学の科学者たちが、携帯電話利用者たちのスワブ検査(綿棒で採取した検体の分子検査)を行い、どんなことが解明できるかを探りました。すると、さまざまなことが判明しました。例えば、被験者が、どんなせっけん、ローション、シャンプー、化粧品を使用したか、食べ物、飲み物、薬の摂取、さらには、着ていた服の種類などです。それらは全て、個々の被験者の生活スタイルを示す形跡です。

不信仰を助けてください

こう祈った人がいました。「私の信仰はどこにあるのか。どんなに深く掘り下げても、空虚な闇があるだけだ。もし、神がおられるなら、どうか私を赦(ゆる)してください」。これが誰かを知って驚くかもしれません。あの有名なマザー・テレサです。

本物の宗教

大学2年の時、学友が急死しました。私たちは皆、大学の友愛会に入って絆を結び、人生最良の青春の日々を謳歌(おうか)していたはずでした。彼は数日前まで元気だったのです。悲しい出来事でしたが、その時の最も大切な思い出は、友愛会の男子たちが使徒ヤコブの言う「きよく汚れのない宗教」(ヤコ1:27)を実践したことです。彼らは亡くなった友人の妹に対して、兄のように行動しました。全員、彼女の結婚式に出席し、彼の死から何年も経っていたのに、出産祝いのパーティーに駆け付けました。困ったらいつでも連絡してくれと、携帯電話をプレゼントした人もいました。