Category  |  希望

悲しみの中にある希望

ルイーズは皆を笑顔にするかわいく活発な女の子でしたが、5歳の時、珍しい病気で突然亡くなりました。それは、両親のデイデイとピーター、そして私たち同僚にとって大きなショックで、深く悲しみました。

今は空っぽ

私たち家族と弟たちは実家の引っ越しを敢行しました。午後遅くに最後の家財を運び出すと、もう戻ることはないと思い、裏庭のポーチで集合写真を撮りました。母が振り向いて「もう空っぽね」と言った時は涙がこぼれそうでした。この気持ちをどうすればよいのでしょう。54年間の家族の思い出が詰まった家が、今は空っぽなのです。私は考えるまいと、思考を停止させました。

神のみもとに帰る

ある日の夕方、ジョギングで建設現場の近くを通ると、汚い痩せた子猫が悲しげに鳴いていました。そして、家までついて来たのです。その猫はミッキーと名付けられ、我が家の一員になりました。現在は快適な生活をしています。健康でハンサムな大人の猫になって、家族に可愛がられています。ジョギングであの場所を通るたびに、ミッキーが野良猫にならなかったことを神に感謝します。ミッキーには家があるのです。

救いの御手

ブロガーのボニー・グレイは、嵐のような悲しみに囚われたと語ります。最高に幸せだった時期に、突然、理由もなく、パニックや抑うつ感に襲われたのです。何とかしようといろいろと試してみましたが、やがて、その状況に1人で立ち向かえるほど自分は強くないと悟りました。彼女は次のように語ります。「あの抑うつ感が去るように、誰にも何も言わず1人で祈りました。信仰が弱いなどと言われるのが嫌だったからです。しかし、神は、痛みから目を逸らさせたり、自分で自分を責めたりさせたいとは思っておられません。私たちを癒やされたいのです」。彼女は、神の臨在に慰められ、癒やされていきました。神は、逆巻く大波から守ってくれるいかりでした。

大いなる期待

師走のある日、高齢の女性が混雑する郵便局に来ました。係員はその緩慢な動作に我慢しつつ「こんにちは、おばあちゃん」とあいさつしましたが、この様子にしびれを切らす人がいたかもしれません。

すべての良きこと

金曜日の夕方に家族で見るニュース番組は、明るい話題で締めくくられます。例えば、新型コロナウィルスに罹患したレポーターが完全に回復し、他の患者の治療のために、血しょう成分献血を行った話題です。当時は、抗体の効果について結論が出る前で、多くの人が無力感に襲われていました。しかし、彼女は「可能性が無い訳ではないのだから、献血の痛みは大した犠牲じゃない」と思ったそうです。

爆音

大みそかの打ち上げ花火は世界各地の風物詩ですが、その爆音は、あえて大きく響くように作られています。花火は、大気を引き裂くようにできていて、繰り返す炸裂音は低空のものほど大きく大気を揺さぶるそうです。

建て直す

ドウェインはヘロイン中毒と窃盗が原因で、南アフリカ、ケープタウンのマネンバーグ地区の家を17歳で出ましたが、そうはいっても、トタン板で建てた裏庭の小屋に移っただけです。そこはやがて「カジノ」と呼ばれ、薬物乱用の場となりました。ところが、ドウェインは、19歳でイエスに出会いました。その後の道のりは長く苦しいものでしたが、神の助けと信仰の友の支えによって、薬物依存を断ち切り、回復しました。「カジノ」を作ってから10年後、ドウェインと仲間たちは、ここを家の教会にしました。暗く不吉な場所が、礼拝と祈りの場に変えられたのです。

人生の短さ

病床の父の呼吸が浅くなり、無呼吸の間隔が長くなり、やがて途絶えてしまいました。母と私たち姉妹は、数日後の89歳の誕生日を待つことなく、神が待っておられる天国へ旅立った父を静かに見送りました。父の死は喪失感をもたらしました。実家に父の姿はなく、あるのは思い出と形見の品だけです。しかし、私たちには、再び天国で父に会えるという希望があります。父は神のもとにいると信じているからです。