Category  |  罪悪感

正しい行いをする

刑務所から手紙が来て驚きました。我が家では介助犬候補の子犬たちを預かっていますが、その1匹が「卒業」して、職業実習中の受刑者から訓練を受けていました。手紙は担当の「ジェイソン」からです。彼は過去を後悔しつつも次のように述べました。「スニッカーは、私が訓練した17匹目の犬で、最高です。犬に見つめられると、やっとまともなことができていると思います」

罪悪感と赦し

文化人類学者のドナルド・ブラウンの著書『ヒューマン・ユニヴァーサルズ』には、文化を超えた人間の共通点が400以上挙げられています。例えば、玩具、ジョーク、ダンス、ことわざなどがある、蛇を恐れる、物を紐でくくることなどです。また、どの文化にも善悪の概念があり、気前のよいこと、約束を守ることを善とし、卑怯、意地悪、殺人を悪としているといいます。人には良心が備わっているのです。

やっと自由

レバノン内戦の際に5年間も拘束された英国人ジャーナリスト、ジョン・マッカーシーは、20年を経て、解放の交渉人ジャンドメニコ・ピッコと面会し、「私の自由をありがとう」と厳かに心からの謝辞を述べました。ピッコの交渉は生命の危険を伴ったのです。

世の中の問題

後々まで語り草になった話ですが、英国のタイムズ紙が19世紀の終わりに「世の中、何が問題なのだろう」と読者に質問しました。実際、枚挙にいとまがないといったところでしょう。タイムズ紙はたくさんの回答を受け取りましたが、特に卓越した簡潔な答えがありました。作家であり、詩人、哲学者でもあったG.K.チェスタトンの回答で、「私です」の一言でした。責任転嫁が世の常ですから、一服の清涼剤です。

再び失敗

現役の牧師だった頃、自分が役立たずの虫けらのように思える主日がありました。先週は、良い夫、良い父、良い友ではなかった…次のご用までには自分を立て直さなければならない…。何とか礼拝メッセージを語り、今週はより良く生きようと誓いました。

白い雪の奇跡

アイザック・ニュートンは17世紀にプリズムを使って、人が色を識別する際の光の役割を研究しました。光が物体を通るとき、その物体には色があるように見えることをニュートンは発見しました。例えば、雪は砕かれた多くの氷の結晶の集合です。ひとつの氷の結晶は半透明ですが、全ての結晶の中を光が通ると、雪は人の目に白く映るのです。

罪は赦された

子どもの頃、友だちを誘って近所のギフトショプに行きました。すると彼女は、クレヨン形の髪留めをつかんで私のポケットに押込み、店の外に引っ張り出したのです。私は罪の意識に一週間苦しみ、ついに母に泣いて打ち明けました。私は友だちに逆らえなかったことを後悔し、盗んだ品物を返して謝り、二度と万引きをしないと誓いました。店の人は二度と来るなと言いましたが、母は赦してくれました。過ちを正すために最善を尽くしたと母が言ってくれたので、私は安心して床につきました。