助けてくださる神
ある女性が9歳の息子をキャンプ場に送り届ける途中、道を間違え、カリフォルニア州シエラネバダ山脈の人里離れた森で動けなくなりました。スマホの電波も届かず、GPSも圏外です。丸1日が経ち、車中で夜を明かし、切羽詰まった女性は、息子を連れて歩き出しました。そして、「助けて。息子と二人、遭難しています」と、道すがらに、書いていきました。一方、予定時刻にキャンプ場に現れなかった二人の捜索に派遣された救助隊は、車やメッセージを発見し、すぐに二人を見つけ出しました。
素晴らしい仲間
レイチェルは、3年間、教会を転々とした後、「普通」の教会では与えてもらえなかったものを提供してくれる聖研グループを見つけました。それは「共同体」です。レイチェルは、ろう者(聴覚障害者)です。世界中の多くのろう者は、同じような課題を抱えています。このグループは、YouTubeでろう者の教会の礼拝を見て、説教について話し合い、食事を共にし、共同体を作ろうとしています。彼らは、レイチェルにとって、聖霊を通して交わる家族です。
一貫した祈りが持つ力
アカデミー賞受賞俳優のデンゼル・ワシントンは、若手俳優たちに、一日を祈りで始めるといいよと言いました。夜、靴をベッド下の奥の方に入れておいて、「起きてすぐひざまずける」ようにするのがいいと言います。
神を待ち望む
カズトと妻ミギワは、不安な気持ちで心エコー検査の結果を待っていました。彼女の肝機能は9カ月以上悪化し続けていて、夫の肝臓の一部を早急に移植することになっていました。ただ、彼女の心臓の状態が改善しなければ、手術はできません。前回の検査では、わずかに改善の兆しがありました。
戦いは神のもの
キャロルは、教会を拠点に近隣の高齢者の方々を支援することに喜びを感じていました。しかし、支配的なリーダーにあれこれ批判され、心身に不調をきたし、その働きを辞めるように、カウンセラーに助言されました。けれども、お年寄りを「見捨てる」ようで嫌でした。それで、神に対処法を尋ねました。神は、彼女を認め、慰めてくださり、圧力に対する恐れを主に委ねるように、そして、そのリーダーに対して黙っていてはいけない、ただし問題の解決は、主に委ねること、と示されました。
行動する神
ジェイは合理的な思考の持ち主で、聖書の奇跡の記述をうさんくさく感じていました。心がざわつくのは、友人のまっすぐな信仰です。それで、奇妙な祈りをしました。「私に信じてほしいなら、説明のつかないことをしてください」
成長させてくださる神
ラム・ワイチャンは、日本の教会に仕えようと国を出ましたが、着いて慌てました。会員はわずか20人。日本のキリスト者は、総人口の1%未満。宣教師の墓場と言われて久しく、多くの教会はがらがらです。まるで沈みかけた船を引き継いだ気分だった、と彼は言います。そこで必死になって祈ると、神の語りかけを感じました。「教会を私に返しなさい」
絶えず祈りなさい
曽祖母のクララが亡くなった後、彼女の祈りが書き連ねられたリストが家宝になりました。そこには、親戚、友人たちの名前がタイプライターで記され、有名な伝道者、牧師、ミッション団体の働きもあり、全長で3メートル以上もあります。新しい祈祷課題は余白に手書きで追加されていました。まだ幼かった私の母の名前もあり、胸が熱くなりました。
怒りと祈り
アウシュビッツでのおぞましい体験の後、エリー・ウィーゼルは信仰を失いました。当時を思い、「愛の神よ、あなたはどこにいたのですか。……あなたを心から信じていたのに」と葛藤していました。しかし、後に、信仰を失ったわけではないと気付きました。「信じていたからこその怒りです。今もなお、神に怒っている」と。確かに、存在を信じない相手に対して怒(いか)ることはできません。