本物
おじいちゃんの家の屋根裏を掃除すると、大そうな見返りがあるかもしれません。オハイオ州に住むある人は、そこで100年以上前の新品同様の野球カード一式を発見したそうです。鑑定してもらうと、2億3,700万円の値が付きました。
危険と救助
グレース・ダーリンはイギリスの灯台守の娘です。1838年9月7日、彼女は沖合に難破船と遭難者を見つけました。そして勇敢にも父親といっしょに小舟を漕ぎ出し、荒波の中を2キロの沖合まで救援に向かいました。自分の命さえも省みず、他者を救おうとする深いあわれみと断固とした行動によって、グレースは伝説の人になりました。
あふれる思いやり
以前「デイリーブレッド」に、妻マーリンがめまいで苦しんでいることを書きました。すると、冊子が発行されるや否や、まったく予想していなかったことが起こりました。読者の方々から励ましや気遣い、治療法などの書かれたメッセージが、次々と寄せられました。世界各国のさまざまな人たちが、妻の健康を気遣ってくださったのです。私の妻に対する愛と思いやりが大波のように押し寄せ、私たちはただただ圧倒されるばかりでした。キリストのからだがマーリンの苦しみに応えてくれるのを、この目で見ることができたのですから。全員にお返事はできませんでしたが、今も心から感謝しています。
脱出の道
ウエストバージニア州のアパラチア山脈に沿って走るハイウェイ77号線には、あちこちに退避所が設けられています。これは半舗装の車線で、10キロ程度の距離で高低差が400メートル以上ある坂道に設けられています。曲がりくねった坂は、ドライバー、とりわけトラック運転手にとっては難所です。
恵みに取り囲まれる
巨大な看板広告が目に飛び込んできました。そこには、真っ赤な背景に白抜きで「今年、頑固が原因でたくさんの男性が死亡するでしょう」とでかでかと書かれています。これは、中年男性に定期健診を受けるように促す看板広告で、街のあちこちに作られたそうです。中年男性の定期健診受診率は低く、早期発見であれば治せる病気で亡くなる人が多いのだそうです。
知恵が必要
マリリンは昨年、ある苗木を植えましたが、添え木をするかどうかで迷いました。ホームセンターの店員は、「強風でも倒れないように、1年間は添え木をしてください。その後ははずして、木が深く根を張れるようにしてください」と言いました。しかし、近所の人からはこう言われました。「添え木はやめた方がいいと思うよ。植え始めから強い根を育てなければ、木はいつまでたってもしっかり根を張ることができないからね。長い目で見れば、添え木のないほうが木のためになるだろう。」
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宣教師でパイロットのネイト・セイントが、1956年に4人の仲間とともにエクアドルでワオダニ族に殺され殉教したとき、息子のスティーブは5歳でした。しかし、この殉教者たちの家族が愛と赦しを実践したことによってワオダニ族は救われ、ワオダニ族の教会は力強く成長しています。
私の味方
小柄な体操選手のギャビー・ダグラスは、ロンドン・オリンピックでふたつの金メダルを獲得したときの記者会見で、「神は私を決して見捨てず、いつも私の味方です」と言いました。
光の賜物
クリストファー・レン卿は1,600年代後半、ロンドンで50以上もの教会を設計し建築しました。彼の建築物にはふたつの大きな特徴があります。ひとつは頑丈な高い尖塔で、もうひとつは無色透明の窓ガラスです。これには深い意味がありました。当時は、教会の窓といえばステンドグラスでしたが、彼は、教会の窓は無色透明のガラスであるべきだと考えていました。その理由のひとつだったと思われる言葉が残っていますが、それは「神が与えた最大なる賜物は光である」というものです。クリストファー・レンにとって、降り注ぐ日の光を浴びながら神に礼拝をささげるということが、太陽という神の贈り物を喜び感謝することだったのです。