Month: 3月 2014

力を断たれる

人口密度の高いアメリカ北東部を2012年10月末、大型ハリケーンが襲いました。その進路に当たった町々では大規模な洪水が発生して、大きな被害が出ました。また、800万世帯以上が停電しました。この停電によって、食糧や燃料、水などが不足し、交通網が寸断されて大混乱になりました。うなるような風と打ち寄せる高波によって、建物は押しつぶされ、あたりは水びたしになり、大量の土砂が町に流入しました。メディアはこの出来事を「数百万世帯で電力断たれる」と報じました。

黄金律

自分がしてもらいたいように他の人にしてあげなさいという教えは黄金律で、多くの宗教で語られています。しかしイエスの独特なところは、今日の聖書のみことばの「それで」にあります。イエスはまず、天の御父の寛大さを表されたのです。

黙るペン

アメリカの第33代大統領のハリー・トルーマンには、ある規則がありました。怒って書いた手紙は、24時間机の上に置いてからでなければ郵送してはならない、というものです。この冷却期間が終わってもなお同じ気持ちなら、その手紙は郵送されました。人生の最後を迎えたとき、机の大きな引き出しは、送られなかった手紙でいっぱいでした。

自分のものにする

ミッションスクールで教師とクラブのコーチをしていたことがあります。私は、生徒たちが神と人を愛せるように、また、目的意識をもってキリストを映す人生を歩んでいけるように、彼らを指導しようと努力しました。私の目的は、生徒たちが生涯を通して神のために生きていけるように下ごしらえをすることでした。しかしこれは、生徒自身がイエスを信じ、信仰が生きて働く人生を、聖霊に助けられつつ歩もうと決意してのみ可能です。信仰の決心ができなかった生徒は、卒業して良い影響を受けなくなると、軸がぶれて、もがくようになりました。

偽装

コティ・クレイトンは、ユタ州の山岳地帯を歩いていたとき、山羊の群れの中に一匹の変な山羊を見つけました。そこでもっとよく見てみると、その変な一匹は、何と山羊の格好をした人間でした。当局がその男性に話を聞いたところ、その衣装は手製のフリースの着ぐるみで、狩猟の旅に行く前に変装のテストをしていたと説明したそうです。

変える力

多くの人はクイズが好きです。最近、同僚たちで聖書クイズをやってみました。私たちは間仕切りのない部屋に座って話していたので、近くにいた人には私たちの会話が聞こえました。それでノアの箱舟からサマリヤの女にいたるまで、クイズの質問の答えがあちらこちらから飛んできました。聖書クイズの質問にどんどん答えてくれるスタッフの声を聞くことは、何とも楽しいことでした。

通じないを防ぐ

私はもう何年も世界中で聖書を教えてきました。しかし、英語しか話せないので、通訳者とともに奉仕することもあります。彼らは、私が語ろうとしていることをつかみ取り、その国の言葉で語ってくれます。メッセージが聴衆の心に届くか否かは、ずばり通訳者の腕にかかっています。インドネシアのイナワティ、マレーシアのアニー、ブラジルのジーンなど、私の通訳者は、私の言おうとすることがはっきり伝わるように、心を砕いてくれます。

ばあ!

赤ん坊の親はよく、「いないいない、ばあ!」をして我が子と遊びます。パパは両手で顔をおおうと、「ばあ!」と言う声とともに突然顔を出して、子どもを驚かせます。すると子どもは、この「恐ろしさ」を面白がってケラケラと笑います。

偏見はもういらない

ニューズウィークが行なった2010年の調査には、驚きの結果が含まれています。企業の採用担当者の57%が、容姿のさえない求職者は要件を満たしていても採用されにくい、と考えています。企業の人事課長の84%は、要件を満たしていても年齢が高い人を採用しようとすると、自分の部長は良い顔をしないと言います。彼らの64%は、外見で人を採用してもOKだと思っています。これらすべては、明らかに偏見であり間違っています。