姿を消す
私の住む地域では、草花が土の下で身を守り、再び地上に出るのを待つ季節になりました。植物は、雪が降ったり地面が凍ったりしないうちに花を散らして地中に引っ込み、休息し、エネルギーをたくわえて次の開花に備えます。死んだように見えるかもしれませんが、冬眠中なのです。雪や氷が解けると再び顔を出し、天に向かって伸びていき、鮮やかな色と甘い香りで創造主に挨拶します。
イエスが共におられる
誰の人生にも何かしら問題があるものですが、恐ろしい苦難に見舞われる人もいます。ローズは1994年、ルワンダ大虐殺で家族の大半を失いました。ふたりの幼い娘以外、全員が目の前で殺されたのです。寡婦となった多くの女性は貧しい生活を強いられます。ローズもそのひとりでした。しかし、彼女は決してくじけないと心に決めました。ふたりの孤児を引き取り、食費や学費など、5人の家族の必要は、神が必ず満たしてくださると信じました。
主の臨在の喜び
ウェストミンスター信仰基準は「人間のおもな、最高の目的は、神の栄光をあらわし、永遠に神を全く喜ぶことである」と述べます。聖書のみことばの多くは、喜びにあふれて感謝し、生きて働かれる神をあがめるようにと促します。すべての善いことは神から出ています。私たちはその神をほめたたえ礼拝します。
高慢が本性
友人が共通の知り合いを評して、「自分が特別だと自惚れている」と言いました。高慢な心が見え隠れしていたからです。ほどなく、その人の不祥事が発覚して、残念に思いました。てんぐになって良いことなどありません。しかし、誰もが犯しがちな過ちです。
内面を見る
物理学者のアリー・ヴァン・リートは退職後、風変わりな芸術作品を創作しています。彼は植物と動物の死骸をさまざまな構図で配置し、レントゲン写真を撮ります。そして現像したレントゲン写真をスキャンしてパソコンに移し、画像に色を付けるのです。彼の作品は、花や魚、鳥や爬虫類、そして猿などの内部が、いかに複雑にできているかを表します。
応えを待つ
娘は15歳の時に家出をし、3週間以上行方不明でした。それは私たち夫婦にとって人生で一番長い3週間でした。警察に捜索願いを出し、友人たちに助けてもらって、あらゆる場所を探しました。私たちは、絶望しそうな日々を過ごす中で、祈って神を待つことの大切さを学びました。万策尽き、神に頼るしかなかったのです。
十字架と王冠
ロンドンのウェストミンスター寺院には長い歴史があります。10世紀にベネディクト修道会の修道士たちが日々の礼拝をささげるようになり、その伝統は今日もつづいています。1066年以来、英国王の戴冠式が行われ、また、多くの著名人がここに眠ります。事実、ここで即位した王の内、17人は、ここに埋葬されています。彼らの統治は、ここで始まり、ここで終わったのです。
険しい道
釣り仲間が、ある湖の話をしました。ここアイダホ州のジャグハンドル山北壁にあって、うわさによると、大きなカットスロートマスがいるといいます。彼は鉛筆でナプキンに地図を書いてくれました。
天に宝をたくわえる
電気配線の誤りが原因で火事になり、新築の家が焼失してしまいました。我が家はたった一時間でがれきになりました。また、日曜日に教会から帰宅すると、空き巣に入られて家財が盗まれていた、ということもありました。