Month: 6月 2016

遠く離れた場所

トリスタンダクーニャ島は、288人の住民が暮らす離島です。ここは世界で大陸から最も離れた有人の島で、南アフリカ共和国の海岸から約2,800キロも離れています。この島には空港が無いので、そこに行くには、7日間の船旅をしなければなりません。

愛することを学ぶ

昔のヒット曲は「愛は世界を動かす」と歌っていますが、その一方で、愛は人を傷つきやすくします。感謝されないのに、傷つけられると分かっているのに、なぜ愛さなければならないのか、と思うときがあるかもしれません。しかし使徒パウロは、「いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。愛を追い求めなさい」(Ⅰコリ13:13-14:1)と、単純明快に述べています。

フーア!

アメリカ陸軍では、一団が同意承認を表すとき「フーア」と叫びます。元々の意味は定かではありませんが、「聞いた」「理解した」「認めた」という英単語の頭文字、H、U、Aを取ったという説もあります。私は兵役訓練で初めてこの言葉を知りました。

アバ、父よ

ゆかいな父の日のカードがありました。筋肉隆々の男性が、片手で芝刈り機を押し、もう片手で三歳ぐらいの娘の乗った子ども用の車を手慣れた様子で引っぱっています。女の子は騒音でうるさい庭で楽しそうです。こんな二刀流は少々危険かもしれませんが、これを描いた人は、父親だって仕事と子育てを両立できると言いたいのです。

敗北それとも勝利?

今日6月18日は、現在のベルギーにあるワーテルロー近郊で、フランス皇帝ナポレオン一世の率いる仏軍が、ウェーリントン公爵率いる連合軍に敗れた日です。1915年のそのとき以来、英語で「ワーテルローに会う」と言うと、「自分よりも強い人、または大きすぎる問題に出会って打ち負かされる」という意味になりました。

エズラの朗読

紀元前444年の第7の月の初日、太陽が昇ると、エズラはモーセの律法(創世記から始まる聖書の最初の五書)を読み始めました。彼は、エルサレムの水の門の前の広場で、民の前に据えられた木の台に立ち、6時間ぶっつづけで朗読しました。

組み立てが必要

私がため息をつき、家族が笑い出すのは、「簡単組み立て」という言葉です。新婚の頃、シャワーの簡単な修理をしようとして壁の裏側を水浸しにしてしまい、大失敗しました。子どもが生まれて簡単なおもちゃを組み立てるとき、妻に「説明書を見なくても大丈夫」と言ったものの、ひどいことになりました。

本当のコミュニケーション

ロンドン北部の街を歩くと、ポーランド語、日本語、ヒンディー語、クロアチア語、イタリア語など、様々な言語の会話を耳にします。この多様性は天国を垣間見るかのようですが、私には会話の内容は分かりません。ロシア風カフェやポーランド市場に行って異なる音やアクセントを聞くと、ペンテコステの日はさぞ素晴らしかっただろうと思います。外国から来た人たちが、弟子たちの言うことを自分の言葉で理解したのです。

平時の神

神が凄いことをされたという証を聞いて、心が揺れるときがあります。祈りがきかれたことをともに喜ぶ一方で、自分には最近、驚くような神の御業が無いなぁと思ったりします。