Month: 3月 2018

この方は、どういう方なのか

やじ馬が、ほこりっぽい土道の両側にぎっしり立っているのを想像してください。あなたの後ろにいる女の人は、つま先立ちで向こうから来る人を見ようとしています。遠くの方に、ロバに乗った男性がちらりと見えます。その人が近づくと、人々は自分の上着を路上に放り投げます。突然、後ろの方で木が裂ける音がしました。ひとりの男性がしゅろの小枝を次々に切り落とし、人々はそれをロバの行く手に敷いていきました。

不正な管理人のたとえ話―ルカ16章

ハドン・ロビンソン博士はたぐいまれな洞察力で「英語圏でもっともすぐれた12人の説教者」のひとりに選ばれた神の器です。「不正な管理人」のたとえ話は、イエスの弟子と呼ばれたいのなら「抜け目の無い人」になりなさいと教えています。ここで言う「抜け目の無い人」とはどういう人でしょう。ロビンソン博士は、聖書のみことばと現実の社会の例を用いて、それを分かりやすく語っています。単なる良い人ではなく、イエスの弟子になるために、このメッセージから教えられましょう。

身をもって示す

私が家の物を修理しようとすると大概、問題を悪化させ、誰かにお金を払って解決してもらう羽目になります。ところが最近、修理の手順を一つひとつ示す動画を見ながら、ある家電器具の修理に成功しました。

2重の約束

ルースは数年前にがんを患い、嚥下(えんげ)障害のために十分に食べられません。体力は著しく衰え、度重なる手術や治療のためにやつれて見えます。しかし彼女は、神を賛美しつづけます。彼女の強い信仰は変わることなく、その喜びは周りを明るくします。彼女は日々神に頼っています。そして、いつの日か必ず完治すると信じていました。彼女は癒されるように祈り、遅かれ早かれ、神が必ず応えてくださると信じています。なんという素晴らしい信仰でしょう。彼女の説明によると、揺るぎない信仰は確かな知識から来ると言います。神はみこころの時に約束を成就してくださるだけでなく、その日が来るまで、彼女を支えてくださると約束されているのです。

伝統を受け継ぐ

携帯の着信音が鳴りました。娘からメールです。ペパーミント・アイスクリーム・パイのレシピを送って欲しいとのこと。私は古いレシピ箱のカードを繰って祖母のレシピを探しました。祖母の筆跡、また母の書き込みにも目が留まりました。このペパーミント・アイスクリーム・パイのレシピは、今、4世代にわたって受け継がれようとしています。

水の上を歩く

極寒のある日、私は世界で5番目に大きいミシガン湖が凍った様子を見ようと、厚着をして出かけました。そして、いつもは日光浴をする湖岸に立ち、波の形のまま氷った湖面を眺めました。それは自然の芸術作品で、美しくて息を呑むほどでした。

良い季節

明日は北半球に住んでいる人には春の最初の日、南半球の人には秋の最初の日です。この日、太陽は赤道の真上にあり、世界中で昼夜の時間はほぼ同じ長さです。

感謝の心を持つ秘訣

私たち夫婦は結婚式の日「健やかな時も、病む時も、順境にも逆境にも固く節操を守る」と喜んで誓いました。しかし、結婚式という華々しい日に、病むとか逆境とか、そういう言葉は縁起が悪いという人がいるかもしれません。けれども人生には苦難の時があります。その現実が、この式文に明示されているのです。

家族への手紙

第2次世界大戦中、米国の新兵たちは、遠い町での辛い訓練をユーモアと文通の力で乗り切ろうとしていました。ある人は予防接種の様子を面白おかしく誇張して「ふたりの軍医がもりのような太い注射器を持って追いかけて来て床に釘付けにすると、僕たちの腕に針を突き刺したよ」と書きました。しかし、ユーモアには限界があると感じた兵士もいました。そして聖書をもらうと「とても嬉しく、毎晩読んでいます。聖書からこんなに多くを学べるとは驚きです」と書きました。