謙遜は真理
神はなぜ、謙遜は非常に価値あることと言われるのかしら、と16世紀の聖人アビラのテレサは黙想していました。すると、神は究極の真理であり、謙遜は真理だと啓示されました。私たちの内から何も良いものは出ない。それは、恵みの水から、たましいが水辺に留まるそのところから出る。そのたましいは、水辺に植えられた木のようで、そのお方は太陽のように、私たちの労働にいのちを与えてくださる。私たちをこの真理につなぎとめるのは祈りであり、祈りの土台は謙遜。謙遜に祈れば祈るほど、神は私たちを引き上げられる、と理解しました。
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その子らしさを生かす
ブラジルの16歳の少年フェリペ・グスタボが「レジェンド」と言われるスケートボーダーになると誰が思ったでしょう。彼の父は、プロのスケーターになるという息子の夢を応援したいと思いましたが、お金がありませんでした。そこで、車を売って息子をフロリダで開催されるタンパアマという有名なコンテストに出場させました。彼は全く無名でしたが優勝し、一躍有名になって素晴らしいキャリアを築きました。
本当の力
米国の重量挙げ選手ポール・アンダーソンは世界一強い男と言われました。1956年のオリンピック、メルボルン大会では、39度の高熱にも負けず優勝しました。1回目と2回目は失敗し、金メダルへの唯一の望みは3回目で五輪新記録を出すことでした。そこでアンダーソンがしたことは、どんな弱者でもできることでした。自分の強さを手放し、神の強さを求めたのです。そして、3回目で187.5キロを持ち上げました。彼は「取引とかではなく、助けが必要だった」と語っています。
神に支配を委ねる
野山に生息する木をテーブルの上で観賞できるほど小型にして美しく手入れをしたもの、それが盆栽です。 元々の木との間に遺伝的な違いはありません。ただ、浅い鉢、せん定、根切りなどで成長を抑制するので大きくならないのです。
イエスの助け
ついにその日がきました。父が鉄人ではないと気付いたのです。私が成人してまもなく、父は腰を痛めました。私は実家に戻り、父がトイレに行ったり、着替えをしたりするのを手伝いました。水を口に運んで飲ませたりもしました。それは父にとって、へりくだりを学ぶ経験でした。ひとりでやると試みたこともありましたが、結局、息子の助けなしには何もできないと認めました。父の身体はやがて回復しましたが、この経験は私たち親子にとって良い教訓になりました。私たちには互いが必要なのです。しかし、それ以上にイエスが必要です。
自然を守る責任
夫婦で旅行に行き、浜辺を散歩していると、仮設の柵で仕切られている大きな正方形の砂地がありました。それはウミガメの卵を守るためだそうです。ボランティアが24時間体制で働いていると若い男性が説明してくれました。ふ化したばかりの亀の子が巣から出てくると、動物と人間の両方が、生存の脅威です。「私たちの懸命な努力にもかかわらず、科学者の推定によると、5千匹の子亀の内、成体になるのは1匹だけだそうです」と言いました。しかし、彼はこの暗い予測にもめげません。亀を守ろうという彼の情熱は、私の心を動かしました。私は今、ウミガメのペンダントを着けています。神の被造物を世話するという私たちに課された責任を忘れないためです。
天地を揺るがす祈り
グリーンバーグ博士の撮った世界の砂浜の砂の拡大写真は驚くほど色彩豊かです。砂には鉱物、貝殻、サンゴの破片などが含まれています。砂粒の鉱物含有量を顕微鏡で分析すると、侵食や海浜流の海岸線に及ぼす影響など、多くのことが分かります。小さな砂粒には非常に価値のある情報が詰まっています。
叱責
最近、教会の人に厳しいことを言わなければならなかった、とシェリーは語ります。その人が人を傷つける態度や行動をとり続けるのを看過できなくなったからです。緊張しましたが、実のある会話でした。実際、ふたりの絆は強まりました。そして後日、謙遜をテーマにした祈り会を共に主催しました。