警告音
ガラガラヘビと遭遇した経験がありますか。もしあれば、蛇に近づくにつれて、ガラガラという音が激しくなるのに気付いたでしょう。学術雑誌『カレントバイオロジー』に掲載された論文によれば、この蛇は敵が近づくと音を増幅させ、実際より近くにいるように見せかけるといいます。「聞き手に距離を誤解させ……安全な距離を確保する」そうです。
おいしい食事
ローストチキンと付け合わせ、ロールパンのごちそうを、54人以上の路上生活者が受け取りました。ある女性がレストランで友人たちと54歳の誕生日パーティーをする代わりに、シカゴの路上で暮らす人々においしい食事を提供したのです。そして、あなたも誕生日の記念に慈善行為をしませんかとSNSに投稿しました。
主が共に歩まれる
ある聖歌隊が歌う「イエスは共に歩まれる」が、以前ヒットしましたが、その裏には物語がありました。薬物依存のリハビリを始めた時、ジャズ・ミュージシャンのカーティス・ランディがこのグループを立ち上げました。古い賛美歌に触発され、皆の希望となるように、患者仲間と曲を作りました。「私たちは全身全霊で歌いました。救ってください、薬物依存から抜け出させてくださいと、イエスにすがる思いで歌いました」と語る人や、歌っている時は慢性痛が和らいだと言う人などがいました。彼らは歌う時、解放を求めて必死に祈っていたのです。
美し過ぎて
新生児室の窓越しに生まれたての赤ん坊を初めて見たとき、無知で若輩の私は、しわしわで、頭は細長く、毛もない姿に戸惑いました。しかし、そばにいた赤ん坊の母親は、「かわいいでしょう?」と、しきりに自慢しています。若い父親が女の赤ちゃんに「美し過ぎて」を優しく歌う動画を見て、あの日の光景を思い出しました。うっとり見つめる彼にとって、この子ほど美しい被造物は、この世に存在しないのです。
悔い改めの報い
グレイディはちまたで「くず」と呼ばれ、車のナンバープレートにもそう記していました。そして中年の賭博師、詐欺師、不倫男にふさわしいあだ名だと自負していたのです。破産してお先真っ暗、神から遠く離れていました。しかしある晩、神の御霊にお前は罪人だと迫られたのです。彼は墓場まで持っていくつもりだった己の罪を告白し、イエスに赦しを乞いました。彼は妻に「俺は救われたと思うよ」と語りました。かつては40歳まで生きないだろうと思われていた人が、イエスを信じ、神に仕えて30年経ちました。ナンバープレートの装飾も「悔い改めよ」に変えました。
不朽の希望
ソロモンは、4歳の時、デュシェンヌ型筋ジストロフィーという筋肉の機能が衰えていく病気にかかりました。1年後には車椅子を勧められましたが、ソロモンは嫌がりました。家族や友人たちは祈り、なるべく長い間、車椅子なしで行動できるようにと、寄付を募って介助犬を飼うことにしました。私の介助犬カリーを訓練したのはテールズフォーライフという補助犬育成団体ですが、そこが今、ソロモンの介助犬となるワッフルを訓練しています。
2022年のご報告と感謝【有限会社 デイリーブレッド】
わがたましいよ 主をほめたたえよ。
主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
(詩篇 103:2)
親愛なるみなさまへ
ここ数年、私が皆様にお願いする祈りの課題の中に「色々な賜物を持った働き人」があったのは、ご承知のとおりです。永遠に変わらない聖書の真理を、変わりゆく時代に届けるためには、新しい分野の知識や技術が必要です。2022年は、その祈りが確実に主の御許に届いていることを実感できた一年でした。みなさまとスタッフの私たちを通して、神がこの一年に成してくださったことを、喜びと感謝をもって、ご報告させていただきます。
「デイリーブレッド」をお送りしました。
今年もデボーションガイド「デイリーブレッド」を制作し、冊子に加えホームページ、Eメール、アプリ、SNS、電話配信で多くの方々にお届けしました。YouTubeのデイリーブレッドチャンネル では「読む/聞くデイリーブレッド」や「手話版」を配信し続けることができました。こうして様々な方法でみことばの英知を伝えることができたことを、主に感謝します。
探求の書シリーズに新しいタイトルが加わりました。
昨年デジタル版で発行した探求の書シリーズ「祈りを教えてください」を、今年は紙版で制作して希望される方々にお配りしました。祈りをテーマにしたものとしては4作目です。紙版には印刷や物流の費用がかかりますが、デジタル版とは違った味わいがあります。また、デジタルは苦手という方もおられます。皆様のご支援によって、紙版の制作・配布も続けていくことができます。感謝いたします。
「父の日の黙想 お父さんと子どもたちへの福音」 を公開しました。
「父の日」に合わせて「父の日の黙想 お父さんと子どもたちへの福音」を公開しました。時代と共に、求められる父親像が変化するためでしょうか、父と子の思いがすれ違ってしまうことが少なくないようです。そんな悩みに聖書の光を当ててみようと特設サイトを制作しました。父子の関係だけでなく、母子の関係、夫婦の関係について、悔い改め、祈る機会となったと分かち合ってくださった方が複数あり、スタッフ一同、神をあがめました。
「第二の人生のための5つの祈り」 を公開しました。
老後はまだ先のことと思っていたのに、故あって、加齢の現実を直視させられた…。実は、それが今の私です。みなさまはいかがですか。老いに不安はつきものですが、聖書は「彼らは年老いてもなお、実を実らせ、青々と生い茂ります」(詩篇92:14)と語っているのですから、希望があるはずです。そこで、第二の人生の実りを確約しておられる神に、正直な気持ちを打ち明ける手引きを作ろうと、5つの祈りを集めた特設サイトを制作しました。教会などで印刷して用いやすいPDF版 も好評だったため、冊子も企画中です。
支援者の方向けに特別企画を行いました。
紙版・デジタル版の「デイリーブレッド」をはじめ、他の冊子やデジタルコンテンツを提供できるのは、神に相互扶助の志を与えられた方々がおられるからです。その支援者のみなさまに感謝を表すために、毎年、特別企画を行っています。今年も、岡山県で神と教会、地域社会に仕えている津山福音ルーテル教会の子安八重子師の文と、長年の仰臥生活の中で絵筆を取って神をたたえ続ける佐々木那智恵氏の絵画を集めた作品を発行し、ご好評をいただきました。津山福音ルーテル教会に若干の在庫があるとのことですので、ご希望の方は教会にお問い合わせください。
献金サイトをリニューアルしました。
デイリーブレッドの働きを皆様により知っていただくために、献金サイトをリニューアルしました。様々な献金方法を一目で分かりやすくしたほか、献金への考え方や使途、よくあるご質問などもひとつのページにまとめました。これを通し、今後もみなさまと共に主の働きを進めていけるよう、続けてお祈りください。
来る年も、みなさまと共に全能の主にお仕えすることを、スタッフ一同、願っています。どうぞよろしくお願いいたします。
【冊子会員の皆様へのお願い】郵便局に転居届を出しても、弊社への手続きがないと冊子が新住所へ届きません。尊い献金で制作した冊子が宛先不明で返送されて来るのは忍びないものがあります。みことばの英知を一人でも多くの方に届けるため、転居の際は早目のご連絡をお願いします。(ホームページからでも変更手続きができます。)
デイリーブレッド
エグゼクティブ・ディレクター
望みと願い
アメリカからイギリスに移り住むと、感謝祭の祝日が、11月の普通の木曜日になりました。週末は特別なごちそうにしましたが、家族や友だちと過ごす休日を懐かしく思いました。そんな気持ちは、私だけのものではありません。祝祭日や特別な日は、大切な人と一緒に過ごしたいものです。そして、祝宴の最中でも、亡くなった人をしのんだり、疎遠になってしまった人を思って祈ったりします。
未来は神に委ねる
ラズロ・ヘニエイツは、2010年、仮想通貨のビットコインで初めて買い物をしました。ピザ2枚(2,000円相当)を買って1万ビットコインを支払いました。これを2021年のビットコインの最高値で換算すると500億円になります。ラズロはビットコインの価格が急騰する以前、これでピザを買い続け、総額10万ビットコインを支払っています。もし全てを貯めていれば60兆円を超える財産となって、フォーブズ誌の長者番付に名を連ねていたでしょう。未来を予知できていたなら……。