どんなときも
手術は失敗だったので5週間後に再手術を受けるようにと主治医がジョーンに告げました。不安が募ります。ジョーンと夫は高齢で、子どもは遠方に住んでいます。再手術のために自分たちだけで、車で不慣れな土地に行き、複雑な医療手続きを済ませ、初対面の専門医と話をするのです。心が折れそうでした。しかし、神は助けてくださいました。道中カーナビが壊れましたが、地図を頼りに予約時間に間に合いました。神が知恵を下さったのです。病院ではキリスト教の牧師に出会いました。彼は祈ってくれただけでなく、いろいろと助けてくれました。神は助け人を送られたのです。そしてジョーンの手術は成功しました。
あふれる恵みに応えて 共に生きるための3つの黙想
2023年12月公開予定
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良いことをして叱られる
小学6年生の少女が、同級生がカミソリで自傷行為をしようとするのを目撃し、正しいことをしようと、それを取り上げて捨てました。すると、褒められるどころか10日間の停学処分になりました。カミソリの所持は(短時間でも)学校の禁止事項で、それに背いたというのです。しかし、また同じ場面に遭遇したらどうするかと聞かれると、少女は「罰せられても同じようにする」と答えました。この処分は後に取り消されましたが、彼女は正しいことをして処分されたのです。イエスの場合も、神の国を世に引き入れようとして、時の宗教指導者に憎まれました。
違っても一つ
経営アナリスト、フランシス・エバンズが、保険の販売員125人を対象に調べたところ、彼らの成功の理由は営業力ではありませんでした。客は、政治観や教育レベル、はたまた身長まで、自分と近い人から買う傾向にありました。学者はこれを「同類性」と呼びます。
千の光
アラバマ州北西部のディズマルス渓谷は人気の観光地ですが、特に5月と6月、ツチボタルがふ化する季節には多くの人でにぎわいます。ツチボタルは、夜、青白く光ります。無数の光の集合体が、息をのむような光景を作り出します。
奴隷からの解放
パキスタンのれんが工場で働くジャミラは「あなたは私たちのモーセです。奴隷状態から救ってくれました」と叫びました。彼女の一家は窯元から借りた膨大な借金の返済に苦しんでいました。わずかな稼ぎのほとんどは高い利子の支払いに消えます。しかし、ある慈善団体が返済を肩代わりすることになり、一家は重荷から解放されました。キリスト者のジャミラは、神がモーセを用いてイスラエルを解放した物語になぞらえて、慈善団体の代表に謝意を述べたのです。
優先事項
スタンフォード大学の研究チームは、2009年、200人以上の学生を対象に、作業と記憶の実験を行いました。すると驚いたことに、一つずつ作業をこなすことを好む学生の成績が、複数の作業を並行して行うことが得意だという学生より良かったのです。複数の作業を同時にすると注意が散漫になり、不必要な情報の排除を困難にしたようです。気が散って集中できなかったわけです。
身を避ける場所
フィルとサンディは、難民の子を2人引き取りました。そのような子の話に心を動かされたからですが、空港から帰る途中の車内では沈黙でした。大丈夫でしょうか。この子たちは文化も言語も宗教も違うのです。しかし、彼らが「身を避ける場所」は、この夫婦です。
本音を語る
教会の友人からこんなメールが届きました。「今月のケアグループは、ヤコブ5章16節を実践するのはどうでしょう。互いに断罪せず秘密も守るという安全な環境を作り、互いを信頼して罪の葛藤を告白し、お互いのために祈るのです」。一瞬、どうしようと思いました。私たちのスモールグループは旧知の間柄でしたが、互いの心の傷や罪の葛藤を率直に分かち合ったことはありません。結局のところ、自分を守っていなければ怖いのです。