借りた靴
高校3年生のゲイブは、カリフォルニア州で2018年に発生した大規模な森林火事で被災し、クロスカントリーの州大会予選に出場できませんでした。州大会を目指して4年間頑張ってきたのに、そのチャンスを失ったのです。大会委員会は状況を考慮し、ゲイブが出場資格時間内で走れるかを審査するという救済措置を講じました。しかし、彼は、ライバル校の校庭でひとりで走らなければなりません。その上、競技用シューズは火災で黒焦げになっていたので、普通の運動靴で走らなければなりませんでした。
登れない壁はない
生徒たちをアスレチックコースに連れて行きました。ハーネスを装着し、2メートル半の壁を登るのです。成功した生徒たちは、ハーネスを信じて下を見ず、登りつづけるように後続を励ましました。ある女の子はバックルを締めてもらっている間も壁を見つめ、「絶対無理」とつぶやきましたが、頑張れと声をかけられ、歓声の中、頂上にたどりつきした。
炎の内側
スペインのアンディラで発生した山火事は、2万ヘクタールの森林を焼き尽くしましたが、1,000本ほどの杉の一群は青々としたまま焼け残りました。水分を保持する性質があるため野火の中で生き残ったのです。
神が語るとき
聖書の翻訳に従事するリリィは帰国しようとして空港で拘束されました。スマホを調べられ、新約聖書の音声アプリが見つかったので、それを没収された上、2時間も尋問されました。それを起動するように係官たちに求められ、従うと、マタイの福音書7章1~2節が読まれました。「さばいてはいけません。さばかれないためです。あなたがたがさばくとおりに、あなたがたもさばかれ、あなたがたが量るとおりに、あなたがたも量られるからです」。これを自分たちの言葉で聞いて、係官のひとりは青ざめました。リリィは釈放され、その後もなしのつぶてです。
遠回り
同期が次々に昇進していく中、ベンは多少の羨ましさを感じずにはいられませんでした。友人たちは「君を管理職にしないなんて変だ。能力は十分なのに」と言います。しかし彼は神にゆだねると決めていました。「これが神のご計画なら、今の仕事を一生懸命やるだけだ」と答えていました。
故郷に帰る
ウォルター・ディクソンは、5日間の新婚旅行から帰ると朝鮮戦争に出兵しました。それから1年も経たないうちに、ポケットに妻からの手紙が詰まった彼の上着が戦場で見つかりました。軍の当局は、彼の若妻に夫の戦死を告げました。ところが、ディクソンは生きていました。捕虜だった2年半の間、眠っている時を除いては、常に帰還の策を練っていました。5回の脱走を試み、その度に捕まりましたが、ついに自由を得ました。彼が戻った時の皆の驚きは、どれほどだったでしょう。
赦しの勝利
薬物から足を洗えず性的な罪も犯してマックは絶望していました。人間関係は混乱し、良心の呵責に打ちのめされました。惨めな状態でアポなしで牧師を訪問しました。そして自身の複雑な事情を聞いてもらい、神のあわれみと赦しを知らされ心がやすらぎました。
自分の役割
孫ふたりがミュージカルのオーディションを受けましたが、手にしたのは「花」の役でした。しかし、ふたりは友だちが大役を射止めたことに興奮していると言います。自分の結果に落胆する以上に、友人の喜びを共有しているのだそうです。
人は忘れる
日曜日のメッセージで同じ話ばかりすると牧師に言った人がいました。「なぜそうするのですか」と尋ねると、牧師は「人は忘れるからですよ」と答えました。