王族の役割
王位継承順位が高い人は世間が注目しますが、低位の人は通常、忘れられています。英国では、60人近くの人が王位継承権を持ち、フレデリック・ウィンザー卿の順位は49番目です。金融アナリストを生業としています。王族でも公務はないので、公費は出ません。静かに生活し、脚光を浴びることもありません。
待ち望む
トレヴァーは教会に失望し、答えを求めてもがく17歳です。探求し続けていますが、未だに解決はありません。彼の心の旅路は両親との距離を縮めましたが、キリスト教にはつまずいたままです。「聖書は、から約束でいっぱいだ」と辛辣でした。
心に留め置く
少年が学校で乗り超えるべき課題に直面しました。すると父親が、毎朝、学校に行く前に、次の誓いの言葉を声に出してそらんじるように教えました。「神さま、今朝も僕を起こしてくれて感謝します。僕は今日も学校に行き、勉強し、…あなたのご計画どおりのりっぱな人になって人々を導きます。」父は息子にこう宣言させることで、彼が人生の避けて通れない課題から逃げないように助けようとしたのです。
誉れが消えうせた
娘のメリッサを取り戻すことはできません。学校で楽しそうにバレーボールをする姿を見ていた幸せな日々の記憶は薄れていきます。彼女のはにかんだ微笑みを思い浮かべることも、時には難しくなりました。メリッサが17歳でこの世を去ったとき、彼女の存在という私の喜びに幕が下ろされたのです。
やみに輝く光
激しい雷雨の後、私は犬のカリーと夜の散歩に出かけました。遠く知らない町に家族で引っ越して来て直面した数々の問題が、私を悩ませていました。期待に胸を膨らませてきたのに迷路にはまり込んだようでした。乱れる心と重い足取りの私の横で、カリーは草の匂いを嗅いでいます。ふと気づくと、そばを流れる小川のせせらぎが聞こえます。小さな光が土手に咲く野花の上を、ついたり消えたりしながら、飛び交っていました。蛍です。やみの中で点滅する光を見ながら、私は主の平安に包まれていきました。
高価な喜び
軽快な音楽が聞こえると、私たち6人は、靴を履くや履かずやで家を飛び出し、アイスクリーム売りのトラックを追いかけました。待ち焦がれた夏の日を満喫するためにうってつけのごちそうです。私たちには、躾けられたり、義務感にかられたりではなく、ただそうしたいからする、というときがあります。
時をいつくしむ
蘇軾(そしょく・蘇東坡とも呼ばれる)は中国の偉大な詩人で随筆家です。流刑の地で満月を見上げ、弟を慕う気持ちを詩にしました。「人には喜びと悲しみ、出会いと別れがあり、月にも満ち欠けがある。古来より、何もかもが完全だったことはない。ならばせめて、愛する人が長生きしてくれて、千里の彼方にいたとしても、この美しい月をともに眺めていたいものだ」と。
恥ずかしい経験
私の一番恥ずかしい経験は、神学大学院の50周年記念式典で教授や学生、そして関係者に向かって講演した時のことです。原稿を手に講壇に上り、大観衆を見渡しました。しかし、その目が、式服に身を包み、最前列に陣取っている厳めしい顔の高名な教授たちを捉えると、頭が真っ白になりました。口は渇き、訳の分からないことを冒頭で言い、原稿があるのに、即興で喋りました。そして準備した話にどうやって戻ればよいか分からないので、原稿を必死でめくり、意味不明な話をして、聴衆を当惑させました。何とか話を締めくくり、はうように席に戻り、床を見つめました。死んでしまいたい気分でした。
見上げよう!
映像作家のワイリー・オーバーストリートが、高性能の望遠鏡を使って月のライブ映像を通行人たちに見せると、大きな映像に驚いた人々の畏敬のささやきが聞こえます。彼は、あのような素晴らしい光景を見ると「人間を超える大きな存在があるのではないかと不思議な感覚に満たされる」と語ります。