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キリスト者の生と死

銃殺刑が執行されます。「構え!」の号令で兵士たちは彼に銃口を向けました。ドストエフスキーは死を覚悟しました。彼の大作『カラマーゾフの兄弟』のテーマは、神、そして生と死です。ドストエフスキーはイエスのことをうっとりして語るようなキリスト者だったといいます。

菓子戦争

ばかげた事件がきっかけで戦争になることがありますが、その最たるものは、菓子戦争かもしれません。フランスとメキシコの外交関係が緊張する中、メキシコ軍の一団が、メキシコ市のフランス人所有の菓子店に押し入り、商品を食べ尽くしたり、調理器具を壊したりしました。当時の込み入った事情に加え、挑発や非難の応酬が、菓子戦争と呼ばれる第一次メキシコ干渉戦争(1838-39年)の勃発につながり、300人以上の兵士が亡くなりました。一時の怒りにあおられて、何という悲劇でしょう。

神と共に行く

映画『クーリエ:最高機密の運び屋』は実話に基づいた話です。主人公のグレヴィルは、友人が逮捕と過酷な監禁に直面すると知ります。直ちに国外に逃れ、その人を知らないと主張すれば、自分は助かるでしょう。しかし、彼は忠実な友であることを選び、逃げずに逮捕監禁され、友と同じ過酷な状況に陥ります。しかし、両者とも相手を裏切りませんでした。やがてグレヴィルはぼろぼろの体で釈放されますが、真実な友であり続けました。

福音のためのリソース

シカゴの中心部で牧師対象の宣教会議があり、立派な会場と宿舎が準備されていました。そこに向かう途中に見た、衣食住にさえ事欠く人々の置かれた環境とは対照的です。この違いは、私たちの伝道計画に含めるべきことを明示しています。つまり、神が福音宣教のために諸教会に与えられたさまざまなものを充当すべき場所についてです。

石の叫びに耳を傾ける

父の葬儀の後、家族は河原に行き、各々が父をイメージする石を拾いました。父の人生には浮き沈みがありましたが、家族思いなことは分かっていました。私は、拾った石の滑らかな表面をなぞった時、父を近くに感じました。

思い出させてくれる

息子のスポーツイベントで独唱を引き受けた時のことです。チームと一緒に横一列に並び、中央で、目を閉じて祈りました。そして歌い始めて数節のところで、知っているはずの歌詞が出てきません。しかし、後ろの男性が小声で教えてくれ、最後まで大きな声で歌えました。

麗しい思い出

忠犬ハチ公の物話は有名です。大正時代、ハチ公は、毎日午後3時の汽車で帰宅する主人を駅の前で待っていました。ある日、主人の上野英三郎教授は職場の東京帝国大学で講義中に脳卒中を起こして亡くなります。彼が帰らなかった日、ハチ公はしばらくその場を離れず、翌日も、翌々日も、その後10年にわたり、毎日午後3時にその場にいました。ハチ公の忠誠は多くの日本人の心を打ちました。

ライト兄弟の妹

ほとんどの人がライト兄弟を知っているでしょう。飛行機を発明、製作し、1900年代初頭、人類初の飛行に成功したウィルバーとオービルのことです。しかし、彼らの成功に欠かせない存在だった妹、キャサリン・ライトの名はあまり知られていません。彼女は実験や作業に熱中する兄たちを、静かに優しく手伝いました。兄たちの収入源でもある家業の自転車屋を切り盛りし、オービルが墜落事故で負傷した折には、彼を看護するために、教師の仕事を辞めました。そして、兄たちが名声を高めていくと、次々に発生する雑事を引き受けました。

罪の帳消し

娘の万引きを知らされ、ジュリー夫婦は大変心を痛めました。しかし、娘が恥じ入って謝罪したので、神の助けを得て、彼女を赦(ゆる)し、カウンセリングを受けさせ、被害者にも弁償しました。数カ月後、もう親に信用してもらえないと、娘がポツンと言った時、ジュリーは「何のこと⁉」と思いました。万引きの件がすぐには思い浮かばなかったのです。神がジュリーの心のとげを既に抜いておられたのでしょう。あの時、彼女は過去にとらわれないと決心し、娘を赦せるように祈ったのです。