Category  |  祈り

喜べるペース

来年のことを祈り心で思い巡らしていると、「喜べる速さで」という言葉が湧いてきて納得しました。私はつい働き過ぎて、好きな仕事なのに、喜びが奪われてしまいます。来年は楽しいと思えるペースで働き、友だちと過ごしたり、趣味の時間を作ろうと決めました。3月までは順調でしたが、私が立案した学科が実現し、大学の新学期が始まると、長時間労働になりました。どうすれば、喜べるペースで進めるでしょう。

絶えず祈りなさい

高校に入った娘が昼休みにスマホにメッセージをくれました。テストの結果が良かったようで興奮しています。母親の私も大喜びです。テストの点数が良かったからだけではありません。私に伝えたいと思ってくれたからです。良い知らせを共有したかったのでしょう。

神の国のような職場

英国の工場労働者は、ビクトリア朝時代、悲惨でした。実業家ジョージ・キャドバリーは自問しました。「家が貧民窟にあるのに、夢を見ることなどできるのか」。そして、チョコレート事業を拡大する際、「ボーンビル」を建設しました。工員の家族のための300軒以上の家、運動場、公園、学校、教会も備わった村です。工員たちには真っ当な賃金が払われ、医療も受けられました。キャドバリーの信仰による変革です。

神は聞いてくださる

小学1年生の子どもが110番に電話して「助けてください」と言いました。「宿題ができないんだ」。やがて「ジョニー、何をしているの」と女性の声が聞こえ、少年は算数の宿題で困ったので、助けてくれる人がいると教えられた番号に電話をしたと説明しています。彼にとって宿題は「緊急事態」です。親切なオペレーターは、少年の「緊急事態」に対応し、宿題を手伝ってくれました。

待つかいがある

待ち時間の話をしましょう。搭乗予定の飛行機は雷雨の影響で遅れ、フィル・ストリンガーは、18時間も忍耐強く待ちました。その成果は、目的地まで飛び、重要な会議に間に合ったばかりか、他の客が待ちきれず予定を変更したので、唯一の乗客になったことでした。客室乗務員は、希望する食べ物を何でもくれました。彼は言いました。「もちろん最前列に座ったよ。飛行機を独占できるのに、そうしない理由はないだろう?」待ったかいがあったというものです。

礼拝は私を変容させる

スージーは極度の不安で集中治療室の前で泣きました。生後2カ月の息子の肺に水が溜まっているといいます。医師たちは、最善を尽くすが保証はない、と言いました。その時、「神を礼拝しなさい」という聖霊の優しい促しを感じました。歌う気力はなかったので、その後3日間、病院ではスマホで賛美歌を聞きました。こうして神を礼拝する中で、希望と平安を見いだしたのです。この経験を通して、スージーは「礼拝で神を変えることはできない。一方、私は確実に変えてもらえる」と教えられたそうです。

真に生きる

米国のエド・ドブソン牧師がALSと診断されると、非常に多くの人が彼の癒やしを祈り、信じて祈ればすぐに癒やされると思っていました。しかし、進行性の病気と闘い続けて12年、亡くなる3年前のことです。ある人が「なぜ癒やされないと思いますか」と尋ねました。彼は言いました。「それは健全な答えのない質問です。ですから、私は問いません」。妻ローナも「答えを求めることに執着すると、真に生きることはできません」と言いました。

真摯に祈る

友人のルーは、ブルガリアのある村で高齢の女性から「あなたのために50年間、祈ってきました」と言われ、深い感謝のまなざしで彼女を見つめました。彼の父は、10代になるまでその村で暮らしました。彼女は隣の家に住むキリスト者で、ルーの誕生の知らせを聞くやいなや、彼のために祈り始めたと言います。半世紀以上が経ち、ルーは仕事でその村に来ました。そして自分の信仰について話したところ、彼女が近づいて来たのです。彼は、自分の救いと彼女の忍耐強い祈りについて思いを巡らせました。信仰を持ったのは、30歳近くになってからだったのです。

天の父を呼ぶ

米国のハリー・トルーマン大統領が、第2次世界大戦の終結を宣言した数分後、ミズーリ州グランドビューの小さな家の電話が鳴り、92歳の女性が席を立ちました。「もしもし。ええ、元気よ。はい、はい、ずっとラジオを聴いていたわ。できればこっちにも来てちょうだい。それじゃあね」。そして、客のところに戻ると、「今のは息子のハリー。素晴らしい子よ。電話があると思ったわ。何かが決着すると、いつも電話をくれるから」と言いました。