Category  |  祈り

目をさましていなさい!

ドイツの銀行の職員が、顧客の口座から8千円相当のユーロを送金している最中に睡魔に襲われ、キーを長押しした結果、288億円相当が送金されました。その結果、送金を認証した同僚まで解雇されました。事態は発覚し訂正されましたが、眠気が引き起こした些細な過失は、彼の不注意のために大事になるところでした。

御国から聴く

メイソンは1歳半になるまで母親の声を聞いたことがありません。医師が補聴器をつけ、母のローリンが「聞こえる?」と声をかけると、目を輝かせました。「こんにちは、赤ちゃん」と話しかけると、メイソンは笑顔で小さな声を出して応えました。ローリンはこの奇跡に涙を流しました。彼女は自宅に押し入った強盗に撃たれて月足らずで出産したのです。メイソンは約450グラムで生まれ、集中治療室に158日間とどまり、聴覚障害どころか生存さえ難しいと思われていました。

覚えていてください

牧師がひざまずいて「神よ、私たちを覚えていてください」と祈ると、会衆も「主よ、私たちを覚えていてください」と続きました。このアフリカの教会の光景をネットで見ていて、涙がこぼれました。これは最近の礼拝でしたが、昔、教会で同じ光景を見ました。私は子どもだったので、神さまも忘れてしまうことがあるのだと誤解したのです。しかし、神は全てをご存じで(詩147:5、Ⅰヨハ3:20)、私たちに常に目を留め(詩33:13-15)、このうえなく愛してくださいます(エペ3:17-19)。

待ったかいがある

ジェームスは理不尽な上司と長時間労働のために転職を考えました。家のローンがあり、養うべき妻子もいるのですが、とりあえず辞めたかったのです。しかし、妻が「もう少しだけ我慢して。神が何をくださるか祈って待ちましょう」と言いました。二人の祈りは、何か月も経ってからかなえられ、ジェームスは良い仕事を見つけました。家族で過ごす時間も増えました。彼は「長かったけれど、神のご計画が、神の時に明かされるのを待っていてよかった」と語りました。

神は聞いてくださる?

教会で祈りのカードに記された内容を祈るという奉仕をしていたことがあります。その多くは匿名で、結果について知る術はありません。正直なところ、私が祈って何かが変わるだろうかと自問する時もありました。そういう疑問を持ったことがある人は多いでしょう。私も旧約聖書のハンナのように、子どもが欲しくて長年祈りましたし、父の救いもずっと祈りましたが、父は確かな信仰告白をしないまま亡くなりました。

聖霊が教えてくれる

フランス軍がエジプト遠征に赴いたときのことです。宿営の防備を強化しようと砂漠を掘っていた兵士が、思いがけない大発見をしました。彼は石を見つけましたが、ただの石ではなく、ロゼッタストーンでした。そこにはプトレマイオス5世が発した勅令が3つの言語で書かれていました。現在、大英博物館の所蔵品であるこの石は、19世紀最大の考古学の発見のひとつで、ヒエログリフと呼ばれる古代エジプトの象形文字の謎を解く鍵となりました。

誤解はない

アレクサやシリなど、スマート家電の音声アシスタントは、ときどき聞き間違います。6歳の子どもが機器の前でクッキーやドールハウスのことをしゃべったところ、3キロのクッキーと1万8千円のドールハウスの配達予告メールが母親に届きました。ロンドンでは、ネットショッピングをしない人のペットのオウムが、なぜか金色のギフトボックスを注文しました。「リビングの電気をつけて」と指示したら、「プリンの部屋はありません」と返答されたという人もいます。

祈りの人

祖父はよく祈る信仰の人でしたが、初めて「今日から神に食前の感謝の祈りをささげる」と言ったときのことを叔母が覚えていました。流暢な祈りではなかったそうです。しかし、50年間、祈りつつ1日を過ごす習慣をつづけました。祖父が亡くなったとき、夫は「おじいさんは祈りの人でした」と言って「祈りの手」と呼ばれる植物(ギボウシ) を祖母に贈りました。日々神に従い、神と話す、という祖父の決断は、彼を主の忠実なしもべに成長させました。

究極の癒やし主

重度の食物アレルギーに対する治療の効果が出始めたとき、嬉しくてどこに行っても、そのことを話しました。具体的なプロセスや、それを考案した医師について語りました。ついに「癒やし主として称賛されるべきは神だと思うよ」と、友人に意見されました。私は、究極の癒やし主から目を離して、癒やしそのものを偶像化してしまったのでしょうか。返す言葉がありませんでした。