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名前を呼ばれる

広告業界の人は、人の注意を最も引く言葉は自分の名前だと言います。そこで英国の某テレビ局は自社のネット放送に、視聴者をそれぞれの名前で呼ぶ広告を導入しました。テレビで自分の名前を呼ばれるのは面白いかもしれませんが、親しい人に名前を呼ばれたときの気持ちと同じではありません。

父の助言

出版社をリストラされ、新しい仕事を求めて神に祈りました。しかし、求職情報を探し履歴書を送っても良い結果は得られず、私は苛立ちました。ついに「私には仕事がどんなに大切か、お分かりにならないのですか」と神に抗議しました。

完全な父

混みあった店のカードの棚の前で、私が送るにふさわしい父の日のカードを探していました。長年の冷え切った関係は回復したものの、私は一度も父を親しく感じたことはありません。隣にいた女性は、持っていたカードを棚に戻しながら「父親とうまくいっていないけど、すべきことをしたい、という人のためのカードを誰か作ってくれないかしら」と呟き、その場を立ち去りました。

孫のサラは幼い頃、人は死んだら身体を残して顔だけが天国に行き、そこで新しい身体を頂くのだと言っていました。もちろん、私たちの永遠に関するサラの見解は幼稚ですが、彼女は根本的な真理をつかんでいます。つまり、私たちの顔はある意味で、私たちのたましいを映し出す鏡だということです。

純粋な真理に立って

以前、国際結婚の挙式に呼ばれたことがあります。文化の融合は美しくもありますが、この結婚式にはキリスト教の伝統に多神教の儀式が混ざっていました。

盲人の必死の願い

数年前、私が遠くのものを見にくそうにしていると気づいた友人が、自分の眼鏡をはずして「これを試して」と言いました。その眼鏡をかけると驚いたことにはっきり見えるではありませんか。それで検査をして眼鏡の処方箋を書いてもらいました。

私の目を開いてください

イスタンブールのカーリエ博物館に初めて行ったとき、天井のビザンチン様式のフレスコ画やモザイク画に、聖書物語が描かれていると思いましたが分からないこともありました。2度目は観光ガイドに色々案内してもらい、すべてがつながってきました。例えば、1番目の通路には、イエスの生涯がルカの福音書に基づいて描かれています。

時計とカレンダー

父は58歳で亡くなりました。父の命日になると、私は父が息子である私に与えてくれた影響について考えます。父と共に生きた人生よりも父無しの人生のほうが長くなったことに気がついた時、人生のはかなさにも思いを巡らすようになりました。

乳歯が生えかわるとき

妻から最近、ラブラドールレトリバーをプレゼントされ、「マックス」と名付けました。ある日、私が書斎で仕事に集中していると、背後で紙の破れる音がしました。振り返ると、大きく開いた本があり、後ろめたそうな表情の仔犬が口からページを垂らしていました。