恐れる時
特に不調はなかったのですが、定期健診が憂うつでした。以前、思いがけなく大病が見つかったことがあり、怖かったのです。神が共におられるので大丈夫と分かってはいても不安でした。
完璧な現実
バーカー家はクリスマスのあいさつに完璧な動画を作りました。羊飼いに扮(ふん)した3人の息子たちが草原でたき火を囲んでいると、(ピンクのスニーカーをはいてはいましたが、)真っ白な衣の天使が丘から降りてきました。お姉ちゃんです。羊飼いたちはみどりご(彼らの弟で本当の赤ん坊です)のいる納屋に導かれました。マリア役は、再び、お姉ちゃんです。その後、おまけで舞台裏の様子が流れました。子どもたちは「トイレに行きたい」「寒い」「もう帰る」と文句を言い、ママは「みんな、しっかり頑張って!」と、活を入れていました。現実は完璧とはほど遠かったのです。
みことばの力
アポロ8号の宇宙飛行士、フランク・ボーマン、ジム・ラヴェル、ウィリアム・アンダースは、1968年のクリスマスイブ、人類史上初めて月の周回軌道に乗りました。彼らが月を10周し、月と地球の画像を送り、交代で創世記1章を読む姿が生中継されました。ボーマンは 史上最多の人々がクリスマスイブに同じ声を聞くと言われ、それにふさわしいことをしなさいと指示された、と40周年の記念式典で語りました。この歴史的瞬間に読まれた聖書のみことばは、今もなお、それを聞く人々の心に真理の種をまき続けています。
おばあちゃんクジラ
研究者が「グラニー(おばあちゃん)」と名付けたシャチは、「孫」に対する自分の役割の重要性を知っていたようです。最近、母親を亡くした孤児のシャチはまだ自立しておらず、誰かの保護と支援が必要でした。そこで、80歳を過ぎたおばあちゃんが並んで泳ぎ、幼いシャチに生きる術を伝授しました。餌のサケを囲い込んでもすぐ食べず、「孫」に食べさせるだけでなく、何を捕るべきか、また、その居場所を教えたりします。
そばに来てかがむ
小さな子の母親が懸命に自転車の練習をする娘の後ろを追いかけていました。子どもはスピードを制御できなくなって自転車は転倒し、女の子は足が痛いと泣き出しました。母親は静かにかがんで膝をつき、痛みが飛んでいくように足をなでました。効果てきめんです。少女は立ち上がって練習を再開しました。私たちの痛みが全て、これほど簡単に消えたらどんなによいでしょう。
祈りは神の宝物
ハイイロホシガラスは毎年、冬に備えて数種類の針葉樹の種を毎時500個ほども隠します。そして数ヵ月後、それを掘り出します。大雪に埋もれていてもそれを見つけるのです。この鳥は種を隠した場所を1万カ所も記憶しているというから驚きです。人間が車の鍵や眼鏡を置いた場所をよく忘れることを思うとなおさらです。
呪いではなく
シェイクスピアは侮辱の名手です。俳優バリー・クラフトの著書は、シェイクスピアの戯曲の中の巧妙でやんわりした侮辱表現を集めています。日本の子どもの口げんかの決まり文句に「お前の母ちゃんでべそ」というものがありますが、そういった遠回しで辛辣(しんらつ)な悪口の数々です。
信仰によって堅く立つ
ノキア社は1998年、売上世界一の携帯電話会社となり、翌年の利益は5千億円に迫る勢いでした。しかし、2011年までに業績は悪化、やがてマイクロソフト社に買収されました。その失敗の一端は、恐れに支配された企業風土でした。責任者たちは解雇を恐れて基本ソフトなどの問題点を報告しませんでした。この決断が破滅を招いたのです。
クリスマスの奇跡
ガレージセールで見つけたナティビティーセットの赤子イエスは、布に包まれて目を閉じているおなじみの姿ではありません。身体をおくるみから出し、目を開け、腕を伸ばし、手指を広げて「わたしはここにいます!」と言っているようでした。