デイリーブレッド | デイリーブレッド公式サイト  - Part 17

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いのちを選ぶ

ネイサンはイエスを信じる両親のもとで育ちましたが、大学生の頃に酒や遊びを覚え、信仰から離れました。しかし、彼は言います。「神に見捨てられて当然だった私を、神は引き戻してくださいました」。やがて彼は、夏の間、米国各地の都市で、道行く人にイエスを伝えました。もうすぐユース・パスターの資格を取得します。彼の目標は、イエスから離れて人生の時間を無駄にしないように、若い人たちを助けることです。

祈り続ける

ミラはパン屋の見習いです。上司にレーズンパンを盗んだと言いがかりをつけられても誰にもかばってもらえません。この一件やそれに伴う減給だけではありません。度々不当に扱われましたが、無力でした。ミラは毎日祈りました。「神よ、お助けください。この人の下で働くのはつらいのですが、仕事が必要なのです」

計り知れない親切

ノートパソコンを買おうと友だちと店に入った人が、バスケットボールの有名選手シャキール・オニールに出会いました、彼らは、オニールが、最近、妹と元チームメイトを亡くしたと知っていて、心からお悔みを言いました。二人がパソコン選びに戻ると、オニールがそばに来て、気に入ったパソコンを選ぶように言いました。つらい時に、一人の人として自分を思いやってくれて感動した、お礼にプレゼントさせてほしいとのことでした。

一握りの米

インド北東部のミゾラム州の住民の収入はわずかですが、キリスト者は「一握りの米」と呼ばれる伝統を実践してきました。毎食の準備の際に一握りの米を取り分け、教会に持っていきます。教会も世界水準では貧しい部類に入りますが、数億円相当を世界宣教のために献げ、宣教師を派遣しています。彼らは貧困を脱しつつあり、地域の宣教も進んでいます。

敵を愛しなさい

第2次世界大戦中、米国の衛生兵リン・ウェストンが、海兵隊と共に敵に占領された島に上陸し、非情な戦場で、負傷兵のために最善を尽くしていた時のことです。部隊は重傷を負った敵兵に遭遇しました。この敵兵を助けようと、ウェストンは静脈血漿(けっしょう)を投与しました。味方の一人が「仲間のために取っておけ!」と怒鳴りましたが、無視しました。イエスなら「自分の敵を愛する」に決まっているからです(マタ5:44)。

神は見ておられる

友人は教会の椅子の上に立ち上がって手を振る息子に「座りなさい」と強い口調で言いました。しかし、男の子は「先生に気付いてほしいの。高くないと見えないでしょ」と無邪気に答えました。教会で椅子の上に立つのは危険で行儀が悪いことですが、この子の言い分はもっともです。立ち上がって手を振れば、確実に牧師の注意を引けるでしょう。

愛して仕える

クリスタルはバージニア州のカフェで働き始め、イビーに出会いました。彼はろう者で、注文はスマホに文字を打ち込み行います。クリスタルは、彼が常連客だと知るや、より良いサービスを提供するために手話を学び始めました。手話の方が彼に便利だからです。

神の定めた時

マグは海外旅行を楽しみにしていましたが、予定を確定する前に、いつも通り、祈りました。遊びの計画まで神に相談しなくても、と友人に言われましたが、彼女は全てを神に委ねるべきだと思っています。今回はキャンセルしなさい、と言われていると感じました。後になって、もし行っていたら、伝染病の大流行に巻き込まれていたと分かりました。彼女は、神が守ってくださったと思っています。

他人事

孫たち四人がプラレールで遊んでいましたが、下の二人が機関車の取り合いを始めました。8歳の兄が仲裁に入ろうとすると、6歳の妹が「放っておきなさいよ」と言いました。一般的には良いアドバイスです。しかし、誰かが泣き出すと、おばあちゃんが出動します。口論している二人を離し、落ち着かせます。