ちっぽけだと感じても
デヴィッド・リーン監督の『アラビアのロレンス』は、アカデミー賞受賞監督のスティーブン・スピルバーグなど、多くの映画人に影響を与えました。スピルバーグは「自分が未熟だと感じました。未だにそう感じます。それほどあれは偉大なのです」と語っています。
方向転換して逃げる
アリは親に愛されて育った、美しく才能豊かな少女でした。しかし、高校卒業後、なぜかヘロインに手を出し、変化に気づいた両親の勧めでリハビリ施設に入りました。治療が進んで麻薬について尋ねられると、「方向転換して逃げる」と答えました。近くにあると拒み切れないからです。悲しいことに、アリは更生に失敗し、過剰摂取により22歳で亡くなりました。両親は悲しみましたが、同じ運命をたどる人のないようにと、地元のニュース番組に出演し、麻薬などの危険から遠い場所に自分を置くように「アリを思い出して逃げて!」と言いました。
水以上のもの
牧師が「バプテスマの水を思い出しなさい」と言いながら、会堂を歩く姿を覚えています。私は「どうやって?」と自問しました。牧師は、水をはね散らし、しぶきを皆にかけました。子どもだった私は、喜びつつも、戸惑いました。
意地悪への対応
ネットの掲示板などで、本題とは無関係に他の投稿者を中傷したり、「ネタ」と呼ばれる嘘を真に受けた人を嘲笑したりする人がいます。これらはデジタル社会の問題ですが、悪意ある投稿が無視されれば本題から逸脱するのを防ぐ助けになるでしょう。
一致
現在のチェコ共和国、モラビア地方のクリスチャンが、1722年、迫害を逃れて、ある寛大なドイツ人伯爵の領地に住みつきました。 4年間で300人以上が、その地に来ました。ところが、宗教難民の理想郷のはずだった地では、教理の違いから不和が目立ちました。そこで彼らは、ちょっとした選択をしましたが、それが共同体を目覚ましく回復させました。彼らは、意見の違いではなく、共通している部分に焦点を合わせたのです。
どんな犠牲を払っても
映画「パウロ 愛と赦しの物語」は、教会の迫害を真っ向から描いています。配役リストには「殴られた女、殴られた男、クリスチャンの犠牲者1、2、3」などがあり、無名の人物を通してでさえ、イエスに従う危険が分かります。
何をするにも
著書「喜びのおとずれ」の中で、C.S.ルイスは、イエスを認めたくなくてもがいたけれど、33歳で入信したと告白しています。しかし、彼の反抗心、欠点、困難にもかかわらず、神はルイスを創作力に富んだキリスト信仰の表現者にされました。神の真理と愛を力強く表す彼の作品は、没後55年以上経った今でも、多くの人に親しまれています。ルイスは老いても新たな夢や目標を持てると信じ、その信念を貫いて生きました。
言葉の調教師
ベリル・マーカムは著書「夜とともに西へ」の中で、気の荒い種馬を調教した時のことを書いています。彼女は有能な競走馬の調教師でしたが、どんな手を使っても、その馬を完全に制御できませんでした。その強情さに勝ったのは、たった一度だったそうです。
もっと良くなる
パリのノートルダム大聖堂は目を見張るような建造物です。外観だけでなくステンドグラスの窓などの内装も美しく、息をのむほどです。しかし、何世紀にも渡ってパリの景観を作って来たこの教会も、修復工事が必要でした。また、工事中に起こった大火災により、甚大な被害が発生しました。そこで、この8世紀も前の歴史的建造物を愛する人々が、動き出しました。再建のために約1千億円にのぼる寄付金が集まりました。崩落した尖塔と屋根の再建だけでなく、内装や収蔵品も修復が必要です。この歴史的な大聖堂は、多くの人にとって希望の象徴なので、有益な取り組みで しょう。