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目を離さない

信仰が育っていくようにと助けている人を指して、「私の弟子」と言っている人がいました。クリスチャンはみな「弟子づくり」という仕事を託されていますが、それは、キリストの福音を伝え、信仰が養われるように助けることです。ところが、つい自分中心に考えがちです。

偉大な癒やし主

知り合いの医師はみな頭が良く、よく働き、思いやりのある人たちです。どこが悪いか診断し、薬を処方し、骨を接合したり、傷を縫い合わせたりしてくれます。彼らは、私の苦痛を何度も取り除いてくれたので、その知識や技術には心から感謝しています。しかし、だからといって、私が神より医師を信頼するかと言えば、そんなことはありません。

一歩近づく

数年前、友人と一緒にホイットニー山にのぼりました。この山は標高4,421mで、合衆国本土で最も高い山です。私たちは夕方になってベースキャンプになる地点に到着し、寝袋を広げて少し休み、翌朝、日の出と共に山頂を目指しました。ホイットニー山は技術を要しませんが、17キロ以上の登り坂がつづく体力勝負の山です。

賛美の力

ウィリー・メリック少年(9歳)は自宅の庭で誘拐され、数時間、犯人に車で連れ回されました。ウィリー少年は自分がどうなるか分からなかったのですが、「エブリー・プレイズ」(すべて賛美)というゴスペルを歌おうと思いました。彼が繰り返し歌っていると、犯人は神を冒瀆する言葉を吐き、「黙れ」と言いました。しかしついに車を止めて、ウィリーを無傷のままで釈放しました。

愛という動機

ボビー・ジョーンズは1920年代のゴルフ界をリードしましたが、プロではありませんでした。「ボビー・ジョーンズ~球聖とよばれた男」という映画の中で、いつになったらプロに転向して金を稼ぐのかと質問される場面があります。その問いに対してジョーンズは、「アマチュア」という単語が「愛する」という意味のラテン語amoに由来することを説明します。彼の答えは明白でした。彼がゴルフをするのは、ゴルフを愛していたからです。

生存者の思い

韓国の旅客フェリー沈没事故の際に救出された71歳の女性は、自分が助かったことに自責の念を感じていました。多くの若い命が失われたのに、年配の自分が助かるべきだったのだろうかと、病院のベッドで語りました。また、もうダメだと思ったとき、自分を水中から引き上げてくれた青年の名前が分からないことを嘆いて、「せめて、その人に食事を御馳走したい。手を握り、抱きしめて、感謝の気持ちを伝えたい」と言いました。

愛をもって聞く

バーモント州に住んでいたころ、ある夏の主日の夕拝で、若い宣教師が話をしました。彼ら夫婦が派遣された国には宗教対立があり、子どもを連れていくのは危険すぎました。それで娘を寄宿学校に託したのですが、置いていかないでとすがられ、胸がかきむしられるようだったと話しました。

従順という豊かさ

世界中で公営の宝くじのある国は100カ国以上あります。近年のアメリカとカナダの宝くじの年間売上高は9兆円を超えますが、それも世界総売上高の一部にすぎません。一攫千金の誘惑は、宝くじに当たりさえすれば問題が解決するという考え方に、多くの人をいざないます。

拠り所

シンディは「良いお葬式だったわね」と言いました。私たちの共通の友人ヘレンが亡くなり、葬儀では彼女の愉快な人となりが語られ、みんなが故人をしのびました。しかし、ヘレンは愉快なだけではありません。彼女の甥は、彼が問題を抱えた少年だった頃、ヘレン叔母さんが家に下宿させ面倒を見てくれたと言いました。今は立派に成長し、「おばさんは、お母さんのような存在です。僕を決して見捨てませんでした。もしおばさんがいてくれなかったなら、僕は信仰を失っていたかもしれません」と言いました。何という影響力でしょう。ヘレンはイエスを頼って生き、その生き方を甥に伝えたのです。