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イエスについて話す

使徒の働き21章は、次のように伝えます。ユダヤの清めの儀式のために神殿に行った使徒パウロは(26節)、彼が律法に反する教えを説いていると勘ぐった人たちに殺されかけました(31節)。扇動された群衆が「殺してしまえ」(36節)と怒号をあげる中、ただちにローマ軍が介入し、パウロを逮捕して縛り、連行しようとしました。

人を助ける

ヘザーが宅配サービスの食事を届けにいくと、客のティムは、袋の結び目をほどいてほしいと言いました。脳卒中の後遺症で、うまく指が使えないからです。ヘザーは喜んで袋を開けてあげましたが、一日中、彼のことが頭を離れず、ささやかな差し入れをしようと考えました。そして、メッセージカードを添えて、温かいココアと赤いひざ掛けを玄関先に届けると、ティムは、そのカードを見て感動のあまり涙しました。ヘザーのささやかな行為は、大きなインパクトがあったのです。

計り知れない親切

ノートパソコンを買おうと友だちと店に入った人が、バスケットボールの有名選手シャキール・オニールに出会いました、彼らは、オニールが、最近、妹と元チームメイトを亡くしたと知っていて、心からお悔みを言いました。二人がパソコン選びに戻ると、オニールがそばに来て、気に入ったパソコンを選ぶように言いました。つらい時に、一人の人として自分を思いやってくれて感動した、お礼にプレゼントさせてほしいとのことでした。

敵を愛しなさい

第2次世界大戦中、米国の衛生兵リン・ウェストンが、海兵隊と共に敵に占領された島に上陸し、非情な戦場で、負傷兵のために最善を尽くしていた時のことです。部隊は重傷を負った敵兵に遭遇しました。この敵兵を助けようと、ウェストンは静脈血漿(けっしょう)を投与しました。味方の一人が「仲間のために取っておけ!」と怒鳴りましたが、無視しました。イエスなら「自分の敵を愛する」に決まっているからです(マタ5:44)。

愛して仕える

クリスタルはバージニア州のカフェで働き始め、イビーに出会いました。彼はろう者で、注文はスマホに文字を打ち込み行います。クリスタルは、彼が常連客だと知るや、より良いサービスを提供するために手話を学び始めました。手話の方が彼に便利だからです。

すべての民族を愛する

私は中南米出身の愛情深く勤勉な両親のもとに生まれました。二人が将来のために勇気をもってそれぞれの家族の先駆者となり、米国に移住したことを感謝しています。二人はニューヨークで出会って結婚し、私たち姉妹を育て、各々の仕事をしています。

神に仕え、人に仕える

ブラッドは引っ越した町で見つけた教会の礼拝に何度か出席した後、どんなことでもよいから奉仕したいと牧師に伝えました。そして、礼拝のために椅子を並べたり、トイレ掃除をしたりしましたが、やがて、彼の賜物が発覚しました。それは聖書を教えることでした。それなのに、何でも喜んでやったのです。

麗しい愛

耕された畑には秘密が隠されていました。リー・ウィルソンは、50回目の結婚記念日に備えて、妻のレネーに前代未聞の壮大な花の贈り物を計画していました。自分の畑の32万平方メートル以上(東京ドーム約7個分)を取り分け、こっそり無数のひまわりの種を植えたのです。やがて妻のお気に入りの黄金の花120万本が、空を見上げて咲き乱れると、レネーは、夫の麗しい愛に驚き、圧倒されました。

重荷を下ろす

大学生の頃、シェイクスピアの作品を学んだ時期がありました。教科書はその全作品を網羅した重さ数キロの大きな本でした。授業のある日は、それを何時間も背負って学内を移動します。それで腰を痛め、やがてカバンの金属製のファスナーも壊れてしまいました。