共助の心
マクミラン夫妻はアラバマ州で貧困高齢者のための店を始めました。列に並んだ全員に、自分たちの蓄えを使って、無料で温かい食事を提供します。まともに食べられない人、外食などできない人が少なくないからです。店の募金箱は空の日もあれば、お礼の手紙だけの日もあります。千ドルの寄付が入っていることもあります。「とにかく必要は賄われています。私たちの目標は、必要を賄い、食を介して人としての尊厳を取り戻してもらい、地域に共助の心を育むことです」
居場所を用意する
我が家は毎年、壁掛けカレンダーを手作りします。昨年撮った写真から好きなものを選んで各月のページを飾り、特別な日には印を付けます。子どもたちが結婚したり孫ができたりすると、新しい家族の写真を付け加えて、全員が必ず載るようにするのでページが混雑します。誕生日が同じ人や、祝日と記念日の印が重なる日もあります。そのギュッと詰まったページは、我が家のカレンダーを一層大切なものにしてくれます。
神の品性
プロパティという言葉から何を思い浮かべますか。不動産関係者は、土地や建物、設備を含めた不動産を思い浮かべるでしょう。IT関連では、パソコンの基本的な情報などの属性を、質感や耐久性など、品質に関わる特性のことを意味する業界もあります。
神を信じて人助け
親友のサリーは友人の誕生日を祝ってあげたいと思いました。友人が今、苦境のただ中にいると知っていたので、元気づけてあげたかったのです。けれども、サリー自身も失業中で、誕生会用のごちそうを買うお金はありません。そこで、冷蔵庫や戸棚にある買い置きのものを使って、何品もの料理を作りました。
晩餐のアリストテレス
アリストテレスは、友人同士は対等なので神々の友になれる人はいないと言いました。天上の地位を捨てて人間と同じ低い身分になる神などいないと。しかしイエスは天の御座を後にして人と同じ者になられました(フィリ2:6-8、コロ1:16)。また、最後の晩餐(ばんさん)(マタ26:26-35)の席では、弟子たちに向かって、今後は彼らを友と呼ぶと言われました(ヨハ15:15)。もしアリストテレスがそこにいたならば、どう感じたでしょう。
弱者に寄り添う
著名な牧師の妻ジョセフィン・バトラーは、社会の「最も望ましくないもの」と見なされていた「夜の女たち」(多くの場合はぬれぎぬ)の権利を擁護する運動に加わりました。彼女は強い信仰に背中を押され、1860年代の英国の伝染病法を廃止しようと闘いました。これは、女性のみに残忍で侵襲的な医学検査を強制する法律でした。
キリストの光の内を歩む
ティムは、夜のホテルの部屋はずいぶん暗く、夜中に起きて歩くとつまずきそうだと思いました。しかし、実際はセンサーが装備されていて、人が起きて歩き出すと足元を照らしてくれるのです。
隣人を愛する
夏の嵐で隣から木の枝が飛んできて家の外壁が破損しました。庭には折れた枝や木の葉が散乱しています。一日の大半を庭の掃除に費やしながら、「うちには木なんかないのになぁ」と笑って乗り越えようとしました。本当です。1メートルに満たない松が3本あるだけで大木はありません。近隣の家の庭木のせいで後始末に追われているのです。
独りではない
私は長年、さまざまな理由で孤独と闘う人たちの祈りの友になってきました。家族の訪問もない高齢者施設で暮らす人、独りぼっちの自宅が嫌で毎日出歩いている人、悩みを打ち明けられる相手がいない牧師、世間から孤立している家のない人などです。