健全な助け方
その光景に胸が張り裂けそうでした。55頭のゴンドウクジラの群れが、スコットランドの浜に打ち上げられました。ボランティアたちの努力にもかかわらず、結局、死んでしまいました。こんなことが起こる理由は分かりませんが、クジラの群れが持つ強い絆が原因かもしれません。1頭に何か起こると別の1頭が本能的に助け寄り、次々と皆が災いに引き込まれるのです。
あなたの手にあるもの
主に救われ、神に人生をささげてから1、2年後、神が文筆業を辞めるように言われていると感じました。それでペンを置きましたが、神の栄光のために召し出され、再び書く日が来てほしいと思わずにはいられませんでした。そんな荒野の中で励まされたのは、出エジプト記4章のモーセと彼の杖の記述でした。
宇宙開発競争
アメリカ合衆国が、1955年7月29日、人工衛星の打ち上げ計画を発表するや、ソ連も同様の計画を発表し、宇宙開発競争が始まりました。ソ連は最初の人工衛星(スプートニク)を打ち上げ、次にユーリ・ガガーリンが、人類初の有人宇宙飛行をして、地球を1周しました。1969年7月20日、米国のニール・アームストロングが、月面に着陸。「人類にとっての偉大な飛躍」を成し遂げ、この競争は暗黙裏に終結しました。やがて、協力の時代が始まり、各国の協力で国際宇宙ステーションが建設されました。
インパクト
学校の皆が参加する昼食会でのことでした。リー教授は、清掃員のベンジーが遅れて来ると知ると、彼のためにバイキング料理を皿に盛り付けました。私たち神学生がお喋りしている間に、なくなりそうなデザートも一切れ取って、ココナツフレークをたっぷりかけました。この著名な神学者の行為には、神に対する溢れる愛と献身が如実に現れていました。その時の感動を、20年経った今でも、はっきりと覚えています。
助け合い
バスケットコートにフェアリー・ディキンソン大学(FDU)の選手たちが現れると、この下剋上チームに観客席から大声援が送られました。大学リーグで初戦敗退と思われていたからです。スタンドから彼らの応援歌が聞こえてきました。大学に応援団はないのに……。デイトン大学の応援団が試合の直前にFDU応援歌を習得したからです。自分たちのレパートリーでも十分だったのに、他校のために習うことを選択したのです。
罪悪感と解放
やっていないとうそをつき、逃げ切ろうとしましたが、神に止められました。中学生の頃、吹奏楽部の演奏中に後ろから口の中でかんで固めた紙くずを投げた生徒の1人でしたが、元海兵隊員で厳しい罰を与えるという評判の校長が恐ろしく、うそをついたのです。そして、父にもうそをつきました。
寛大な愛
米国の退役海軍大将ウィリアム・マクレイブンの大学卒業式の祝辞は、動画再生回数が1億回に達しました。それは「世界を良くしたいなら、自分のベッドを毎朝きっちり整えるところから始めなさい」というものですが、彼は他にも説得力のある教訓を語っています。それは中東での軍事作戦で、無実の人々が誤って殺された時のことです。彼は間違いを認め、真摯(しんし)に謝罪しようと決意すると、通訳を介して故人の父親に伝えました。「私は軍人です。しかし、私にも子どもがおり、あなたの心中をお察しします」。彼は家族から「赦し」という寛大な恵みを受け取りました。生き残った別の息子は「ありがとうございます。私たちはあなたを恨みません」と応えたのです。
囚人
アメリカンフットボールのスター選手がステージに立ちました。そこはスタジアムではなく、フロリダ州のエバーグレーズ刑務所です。彼は約300人の受刑者を前にイザヤ書の一部を読みました。そこにあったのは、有名選手に対する熱狂ではなく、多くの傷ついたたましいのうめきでした。その時、神は獄中に来られました。その場にいた同行者のツイートによると、「礼拝と賛美の渦に包まれた」といいます。受刑者たちは、共に泣きながら祈り、27人がキリストに人生をささげました。
歓迎する
ホームセンターで「Welcome」の文字入りの玄関マットを購入しました。それを家で広げながら、我が家は人々をイエスに倣って歓迎しているかしらと自問しました。例えば、学校の募金活動の子どもたち、困っている隣人、遠くの親戚が、突然、インターホンを鳴らしたらどうでしょう。