Category  |  人間関係

神と共に歩む

妻が通うスポーツクラブでは、体育館のトラックは時計回りに歩くと決まっています。しかし、この前の火曜日、妻たちが歩いていると、別の人が来て逆方向に歩き始めました。彼女の友人たちがそれに加わり、さらにもう1人も加わりました。たちまちトラック上は混乱し、しばらく秩序が回復しませんでした。

品位ある落書き

米国のジャーナリスト、セバスチャン・ユンガーは、若い頃、フリーランスのライターとして国内を巡り、記事を書いていました。1980年代のある日、フロリダキーズの公衆トイレに入ったところ、いくつもの悪意ある落書きを見つけました。その多くはキューバからの移民を標的にしていました。しかし、異彩を放っていたのは、キューバ人が書いたと思われる一文でした。「幸いなことに、この国の他の人たちは、温かくて思いやりがあり、1962年に私を迎え入れてくれた」。ユンガーは「米国の最悪の部分が、その男性トイレの壁にあった。そして最高の部分も」と述べています。

一緒にやろう!

組立式の本棚の箱を開き、取扱説明書と共に中身を取り出して床に並べました。取説には、やるべきこととやってはいけないことの図が載っていました。大きな×印がついた図には、板や工具を前に困っている人が描かれており、まるで私のようでした。そして隣には「正しい」組み立て方の図がありました。唯一の違いは、人間が二人いることです。そして二人は笑顔です。

ペテン師症候群

自分は見かけほど有能ではないと感じ、それがいつかバレてしまうと不安。そんなことはありませんか。実は、そういう人は多いのです。1970年代の終わり頃、二人の研究者がこの心理を「ペテン師症候群」と名付けました。社会的に認められた優秀な人でさえ自分の至らなさに苦しみます。本当の自分を知ったら、相手はひどく幻滅するだろうと心配するのです。

イエスが土台のつながり

人生が8分で変えられるでしょうか。無縁社会とさえいわれる今の世の中ですが、作家のジャンシー・ダンは、「8分の電話」を提唱します。こんな短時間でも電話で会話していれば、家族や友人と疎遠にならずに済むと言います。週に2、3回、数分の会話を電話ですると、うつや孤立感、不安が軽減される、という研究結果もあります。また人間関係における小さな調整が、自分や相手の幸福感に大きな影響を与えるという別の専門家の研究もダンは引用しています。

苦しむ人を助ける

ハワイ、マウイ島の観光地ラハイナを襲った2023年8月の山火事は、死亡者102名、損壊家屋2千棟以上という米国史上最悪ともいえる被害をもたらしました。何とか立ち上がろうともがく住民たちをさらに苦しめたのは、火事場泥棒や混乱に便乗して土地を狙う悪徳不動産業者の横行でした。

最初の一歩を

ディオグネトゥスは、2世紀の人物で、キリスト者がローマの迫害下で「日ごとにますます増えていく」と気付きました。彼は異教徒だったので「なぜこうなのか」と尋ねました。それに対するキリスト教会指導者の返答が、「ディオグネトゥスへの手紙」と呼ばれる歴史文書です。「罰する人を増やせば増やすほどに、まだ罰していない残りの人の数が増えているのが分かりませんか。これは人間の業ではなさそうです。神の力なのです」

信じて共に働く

テレビから「どんな状況下でも、自分にあるものを最大限に活用すべきです」と語る若い女性の声がしました。気になって耳を傾けると、彼女は6人姉妹の一人で、大学の看護学部を卒業しました。一時はホームレスになるという苦境を通りましたが、姉妹で切磋琢磨(せっさたくま)し、6人全員が地元の大学の看護学部を卒業しました。

最も重要なこと

フランス革命の最中、暴徒によって処刑されたファヴラ侯爵トマ・ド・マイは死刑執行令状を見せられて「誤字が三つもある」と語ったそうです。それが本当ならば、彼はより深刻な問題、すなわち、自身に迫る死を完全に無視したことになります。