必ず愛している
ひと息入れようと近くの公園を散歩していると、泥の中に萌え出る新芽がありました。ラッパスイセンです。ひと雨ごとに暖かくなり、もう春はそこまで来ています。今年も冬を乗り切ることができました。
完璧な贈り物
クリスマスの後の数週間、気に入らないプレゼントを本当に欲しいものに交換する客が多くて、アメリカの商店は大忙しです。一方、常に絶妙な贈り物をする人もいます。贈り物の妙技は金額ではありません。その鍵は、相手の普段の会話に関心をもって、趣味や楽しみの話に耳を傾けることです。
生涯をささげるファン
オクラホマ州に住む12歳の少年ケード・ポープは、全米フットボール連盟(NFL)の全32チームに手紙を送りました。そこには手書きで、「僕たち家族はアメフトが大好きで、毎週、ゲームを観戦しています。僕は今、生涯応援するチームを決めようと思っています」と書かれていました。NFLのカロライナ・パンサーズのオーナー、ジェリー・リチャードソンは、その手紙に手書きの返事を送りました。まず、「君が生涯応援してくれるチームに、私たちが選ばれるなら光栄です。私たちは、君が誇れるようなチームになります」と書き、つづいて、数名の選手を紹介しました。リチャードソンの手紙は、親切で心がこもっていました。また、ケード少年が受け取った唯一の返信でした。当然ながら、ケード少年は、カロライナ・パンサーズの忠実なファンになりました。
主を愛するから
夫が出張から帰る前日、息子が「ママ、パパが早く帰ってくるといいね」と言いました。私は「なぜ?」と尋ねながら、「お土産を買って来てくれるから」とか、「いっしょにボール遊びをしたいから」などと答えるだろうと思っていました。ところが息子は真顔で、「パパが大好きだから、早く帰って来て欲しいんだ」と言いました。
泣き笑い
昨年、修養会で久しぶりに昔の友人たちと会いました。再会を喜んで笑って過ごしましたが、同時に涙することもありました。心から恋しいと思っていたからです。最後の日は聖餐を共にしましたが、泣き笑いの聖餐式でした。私は、永遠のいのちをくださり、友人たちと楽しい時間を過ごさせてくださった神の恵みを喜びました。一方で、私の罪を贖うために多大な代償が払われたという厳粛な事実を前にして、涙がこぼれました。
目に見えなくとも愛されて
私を含めて、BruceC(ブルースC)のブログを読んでいた人の大半は、彼と面識がありません。しかし、彼の妻がBruceCの死を知らせる投稿をするや、心を揺り動かされる投稿が、あちらこちらからたくさん届きました。それを読みながら、私たちは皆、大切な友を失ったのだと実感したのです。
前向きな繰り返し
あるジャーナリストには、青いペンを使わないという奇妙な癖がありました。ある日、同僚が「買い物に行って来ますが、何か必要なものはありますか?」と尋ねると、ペンをお願いしたいが、「青以外を」と言いました。「青はいらない。青は嫌いだから。青は重すぎる。ボールペンを12本、買ってください。でも、青はいらないから」と言いました。さて翌日、同僚がボールペンを持って来ましたが、なんと全部青でした。説明を求められると、「だって、青、青って何度も言うから。それだけが印象に残っちゃったんですよ」と弁解しました。言葉の繰り返し効果は、てきめんでした。しかし残念ながら、狙った効果の逆でした。
心に刻む
私の家の近所は宗教的な言葉でいっぱいです。「神の愛」という名前の本屋があったり、「神の恵みによって」と書かた小型バスがあったりします。看板や門柱にも、そのたぐいの文言が書かれています。ある日、「近づくな!天使が警護している」というステッカーを貼ったベンツを見たときは、思わず笑ってしまいました。
父の動物園
ジューン・ウイリアムズが4歳のとき、彼女の父は柵や檻のない動物園を作るために、陸上競技場ほどの大きさの土地を買いました。彼女は、父が野生動物たちに囚われのストレスを感じさせないために、創意工夫をこらすのを見ながら成長したといいます。今日、父の動物園、すなわちチェスター動物園は、東京ドーム約10個分の敷地に1万1千頭の動物が暮らす、イギリスでもっとも人気のある動物園です。それは、動物の保護や教育、そして保全に対する彼女の父の考え方を反映しています。