抱き上げて運ぶ
ハリケーン・ドリアンが、2019年、バハマ諸島を襲い、かつてないほどの甚大な被害を与えました。目の不自由なブレントは、小児まひの息子を連れて自宅から避難しました。息子をそっと抱いて肩の上に乗せ、あごまで水につかりながら歩きました。
神の力を実感する
私と6歳の娘は床に座って、ガラスに反射する雷雨の稲光を見ていました。娘は「神さまってすごい!」と何度も繰り返し、私も同感でした。神の力を目の当たりにして自分がとても小さく感じられ、「光が分かれる道はどこか。東風が地の上で散り広がる道はどこか」というみことばを思い出しました(ヨブ38:24)。
神による修復の方法
ミュージカル「グレイテスト・ショーマン」の「フロム・ナウ・オン」という歌は感動的です。家族や友だちをどれほど傷つけていたかを悟った主人公が、古巣に戻り、自分は本当に幸せだったのだと喜び祝う歌です。
人生の嵐を乗り越えて
ジョン・F・ケネディ・ジュニアが操縦する小型機が、1999年7月16日、大西洋に墜落しました。事故の原因は、空間識失調と言われるよくある過失でした。視界が悪い時に起こりうる現象で、パイロットは状況を客観的に把握できる心理状態でなくなり、計器に頼って操縦することを怠ってしまうのです。
嘆きの中の希望
ロンドンのタクシー運転手は、空港に向かう車内で、身の上話をしてくれました。戦争と貧困から逃れて、単身15歳でイギリスに渡り、11年経った今、家庭を持ち、家族を養うことができています。母国ではあり得ない幸いですが、今も親兄弟と離れ離れで辛いと嘆いていました。困難な旅路は、家族と再会するまで終わらないと語りました。
まことを尽くすという選択
トルストイの小説『家庭の幸福』のセルゲイとマーシャが出会ったのは、田舎育ちのマーシャが若く世間知らずの時。セルゲイは旅慣れた年長のビジネスマンでした。ふたりは恋に落ち結婚し、田舎に住みますが、マーシャは単調な生活に飽きてしまい、ふたりは気晴らしにサンクトペテルブルクに旅行します。そこで美しいマーシャは人気者になり、帰る間際には王子から会いたいと言われます。セルゲイは無理に帰ろうとはせず、妻の良識にゆだねます。しかし、マーシャはセルゲイの信頼を裏切るのです。
神はそこにおられる
オーブリーは、高齢の父親のために暖かいコートを買いましたが、父はそれを着ることなく亡くなりました。そこで、励ましのメッセージを書いたカードと20ドル札をコートのポケットに入れ、それを慈善団体に寄付しました。
信仰の道
トリニダード・トバゴは、2017年に行われた2018のサッカーW杯予選で、世界ランキングで56も上位の米国を2対1のスコアで打ち破り、世界を驚かせました。この勝利が番狂わせだった理由のひとつは、米国の人口や資産がカリブ海の小国を圧倒していたからでしょう。しかし、この絶対的な優位もトリニダード・トバゴ代表の情熱を打ち負かすには不十分でした。
神の配慮
大きな音に驚いて外に出ると、窓に激突した鳥がデッキに倒れています。息はあるようですが動きません。どうか助かって…と思いました。