生活の知恵を超える
孫が暖炉の上にぬいぐるみを置いたので、化繊の毛が溶けて耐熱ガラスを汚しました。ところが、取扱店の人が、それをよみがえらす「生活の知恵」を授けてくれたのです。ガラスは新品同様になり、暖炉付近にぬいぐるみを置くのは禁止になりました。
御名を物語る
絵で見る聖書物語を開き、孫と読み出すと、ふたりとも引き込まれてしまいました。本を閉じると「すべてのお話はイエスの御名をささやいている」という副題に気づきました。
導く人
自分に自信が持てなかった頃、リッチ牧師は私の潜在能力と可能性を信じてくれました。また、謙遜と愛で仕える姿を示して、指導者の模範になってくれました。その影響で、私は今日、神に仕え、助言者、指導者になっています。
宝探し
埋められた財宝を探すなど、子ども向けのおとぎ話のようですが、一風変わった億万長者のフォレスト・フェン氏は、2億円相当の宝石や金が詰まった箱をロッキー山脈に置いてきたと公言しています。実際、多くの人がその宝を探しています。冒険の最中に命を落とした人が4人もいるのです。
悪い情報を除く
夫婦でニューヨークに旅行した時、雪が降りしきる中、5キロ先のキューバ料理のレストランで夕食を取ろうと思いました。タクシーを呼ぼうと、スマホにタクシー会社のアプリをダウンロードし、住所を入力すると、表示された料金は20万円近くでぎょっとしました。しかし、気を取り直してよく見ると、誤って行先を数百キロ離れた自宅にしていたことに気づきました。
明かりをつけて生きる
私は同僚と約400キロ離れた町に出張し、夕方になってから帰宅の途につきました。年齢のせいで夜の運転は不安でしたが、最初にハンドルを握ることにしました。目を凝らして薄暗い夜の道路を運転している間、後ろの車のライトが前方を照らす時はよく見えると思いました。同僚が運転を代わってくれたときはホッとしました。その時です。私はヘッドライトではなくフォグライトをつけて運転していたことが分かりました。
しもやけにならずに遊ぶ
子どもたちが、そりで遊びたいと言いました。外の気温はマイナス17度、雪も降っています。私は少し考えてから、着込んで暖かい格好をし、離れ離れにならないように、そして15分経ったら戻りなさいと言いました。これらのルールを作ったのは、愛する我が子がしもやけにならずに自由に遊ぶためです。
鏡と聞く耳
ウガンダの首都カンパラでセミナーに参加したときのことです。ホテルまで迎えに来てくれた主催者の女性は、私を一瞥して、にやりと笑いました。「何かおかしい?」ときくと「髪をとかしましたか?」と尋ねられました。うっかりしていました。ホテルの鏡で自分の姿を確認したのに、なぜ気づかなかったのでしょう。
知恵からのメッセージ
英国の著名なジャーナリストであり社会批評家であるマルコム・マゲリッジは、60歳の時にイエスを信じました。そして75歳の誕生日、25の鋭い人生の洞察を公に語りましたが、そのひとつは「幸せな金持ちに会ったことは無いし、貧しくて金持ちになりたくない人にも、めったに会わない」というものです。私たちは、お金さえあれば幸せになるとは思っていませんが、それを確認するために、もう少しあればと思っているかもしれません。