人の心の必要を尊重する
新型コロナウイルスの蔓延で外出を控える人が増えましたが、私は、水泳は大丈夫だと思っていました。しかし妻は、プールでウイルスをもらって高齢の姑にうつすかもしれないと心配しました。高齢者は重症化リスクがより高いそうです。彼女は、しばらく水泳をやめてもらえないかしらと言いました。
凡庸はあり得ない
アニタは90歳の誕生日に永久に旅立ちましたが、その静けさは、彼女の人生を映すようでした。夫亡き後、子や孫たちを支え、教会の若い女性たちの友でした。特段の才能や偉業があったわけではありませんが、その深い信仰は、周りの人々に影響を与えました。私の友人は、「どうしようと思う問題がある時、頭に浮かぶのは、有名な牧師や作家の言葉ではなく、アニタなら何て言うかしらということなの」と言いました。
助け合う
アンバーは、女友だちとバスケットボールをしていて、女子リーグがあったら地域の役に立つかもしれないと思いました。そこで、チームワークを推奨し、次世代の共助を促す目的でNPOを設立しました。この「バスケ女子」のリーダーたちは、幅広い年齢の女子が、自分に自信を持ち、徳を高め、地域に貢献できるように導いています。発足当初の選手で今は指導者のひとりは言います。「私たちは友情で結ばれています。こういうものが長い間、欲しかったのです。互いをさまざまな形で支え合い、女の子たちが成功体験を積み重ね、成長していくのを見るのは嬉しいことです。」
谷をともに歩む
英国の奴隷制度を廃止させたウィリアム・ウィルバーフォースの叔母ハンナは、死の床で知り合いの死について述べた手紙を残しています。「あの親愛なる方が、栄光の内に、彼の愛してきた見えないお方、イエスのご臨在の中に今いるとは、何と幸いなことでしょう。私の心は喜び踊っています」。そして、自身の状況については、「良くても、悪くても、どんなときでも、イエスは、いつも通り素晴らしい」と記しました。
どこで礼拝しても
体調不良のために、教会に行けないことがつづいていました。オンラインで礼拝しても、不満が募ります。音声や映像の質が悪くて集中できません。なじみの賛美歌が流れ、いっしょに歌うと、涙がこぼれました。「きみはわれのまぼろし。たれをほかにもつべき。昼も夜もわが身の、あおぎみるはただきみ」。神の絶えなきご臨在に心を集中させ、神を礼拝しました。
衰え君
喉の痛みがあり、インフルエンザと診断されました。それが気管支炎を引き起こすと百日咳になり、進行して肺炎になりました。百日咳と呼ばれるだけに、身体の節々が痛む咳が8週間あり、私は現実を突きつけられました。私は高齢ではありませんが、老いを感じ始める年齢です。教会の仲間は、自分たちを襲う健康問題に「衰え君」と面白おかしい名前をつけていますが、「衰え君」の活躍は少しも面白くありません。
未熟な信仰
思春期は、当人にとっても、親にとっても、人生で最も辛い時かもしれません。当時、私は「ママとは違う」と、はっきりさせたかったので、母の価値観をあからさまに否定し、母の言うことに反抗しました。私の自由を奪って惨めにしたいのだろうと疑っていました。後年、この問題は解決しましたが、当時の親子関係は緊張そのものでした。当然、母は私の反抗を嘆いていました。それらの規則が娘を不必要な精神的・肉体的痛みから守ると知っていたからです。
あなたの名前
私たちは3つの名前で人生を歩むと言った人がいました。親にもらった名前、人が与える評判という名、そして、人格という自分が自分に与える名です。「名声は多くの富よりも望ましい。愛顧は銀や金にまさる」(箴22:1)と聖書が語るとおり、評判は大切です。人格は、それ以上に大切です。
必要のすべて
私はワイワイガヤガヤとした部屋の様子をみつめていました。叔父や叔母、いとこや甥、姪、みんなが親睦を楽しんでいます。私も同様でしたが、自分の家庭を持たない唯一の人、という思いが心をよぎり、痛みを感じました。