子どものためのレッスン
学校の給食時間に困ったことが起きていると小学生の娘が言うので、即座に、どうやって助けてやろうかと思いました。しかし、ふと別の考えが浮かびました。もしかして神は、ご自分が生きて働かれるお方であることを私の娘に教えて、娘の信仰を成長させようとされているのかもしれない…。それで、実際に助けるのではなく、娘といっしょに祈ることにしました。すると、問題は、私の助けなしに解決しました。
解放される
ある会社で研修会の講師をしたとき、従業員の中年男性に尋ねられました。「私は人生の大半をクリスチャンとして過ごしましたが、常に自分に失望しています。なぜ私は自分がしたくないと思うことをやりつづけ、すべきだと思っていることができないのでしょう。神は私にうんざりしていませんか。」そばにいた別のふたりも、私をじっと見つめていました。
お帰り!
息子のことで本当に大変だったときに、礼拝後に私をつかまえて、私と息子のために毎日祈っていると言ってくれた人がいました。彼は、すごく申し訳ない気がしていると言います。なぜかと聞くと、私のように苦しむことがなかったから、と言いました。「うちの子どもは、割とすんなり言うことを聞くんだ。でもそれは、親の信仰や育て方のせいじゃない。だって子どもは結局、自分で自分の道を選ぶのだから」と言いました。
天国のヒント
私の集う教会から通りを挟んだ所に、世界的に有名な植物園があります。そこで地域の教会の親睦会が催されました。私は園の中を歩き、植物を熟知する人たちが丹精込めて育てた木や花を見ながら、昔からの知り合いに挨拶をしたり、久しぶりに会う人たちと近況を分かち合ったりしました。その催しは、天国はこういうところかしらという、教会のあるべき姿を象徴するものに富んでいたように感じました。
成長を願う
ウーパールーパーは、メキシコ山地の湖沼に生息するサンショウウオの一種で、絶滅危惧種です。ウーパールーパーは生涯オタマジャクシのような幼生の姿で、成体型になりません。そこで、作家や哲学者は、成長するのを恐れる人を「ウーパールーパー」と表現します。
預金残高
大きな旅客機が2009年の冬、ニューヨーク市のハドソン川に緊急着陸しました。ひとりのけが人もなく、飛行機を安全に着陸させたチェズレイ・サレンバーガー機長は、生死を分けたその瞬間について尋ねられ、「ひとつの見方ですが…」と前置きしてこう言いました。「私は42年間、経験、学び、訓練という銀行に、少しずつ定期的に積立預金をしてきました。それであのとき、大きな額を引き出せる残高があったのでしょう。」
天国の門
イタリアの彫刻家ロレンツォ・ギベルティ(1378-1455)は、フィレンツェのサン・ジョヴァンニ洗礼堂にあるブロンズの扉に、イエスの生涯を描く数々の浮き彫りをほどこしました。長年かけて彫られたこれらの作品は非常に感動的で、ミケランジェロが 「天国の門」と呼んだほどです。
しがみつく
テキサス州の大牧場で育ったカウボーイの友人には、独自の格言がいくつもあります。私のお気に入りは、「うまいコーヒーを入れるのに、水はたくさんいらない」というものです。また、悩みが大きくてハンドル操作ができない人がいると、「持っているものにしがみつけ」と言って励まします。それは、「助けはそこまで来ている。あきらめないで!」という意味です。
あなたには価値がある
義母が亡くなった後、アパートの整理をしていると、タンスの引き出しの中からアメリカ先住民の図柄がついた古い1セント玉が出てきました。彼女はコインの収集家ではありませんが、昔、自分が使っていた硬貨を残しておいたのでしょう。何枚かは非常に良い状態でしたが、さびて変色し、刻印が見えない物もありました。しかし、1セントと記されていることは分かりました。今は1セントでは何も買えませんが、当時は新聞を買うことができました。また、収集家にしてみれば、状態が万全でなくても十分な価値があります。