Category  |  信仰

神の記憶は完璧

ビットコインで400億円以上に相当する資産を持つ人がパスワードを忘れてしまい、口座にアクセスできなくなりました。そのシステムでは、パスワードを10回間違うと口座が凍結され、財産は永久に戻ってきません。彼は10年間、必死に思い出そうとしましたが、8度の試みは失敗に終わり、2021年時点で、2回のチャンスが残されただけでした。

パズルの完成

パンデミックで外出自粛となった時、家族で1万8千ピースのジグソーパズルの完成という大胆な挑戦をしました。みんなで毎日頑張りましたが、最初は、遅々として進まないように見えました。しかし5カ月後、ついにダイニングルームの床を覆う274cmx183cmの大きなパズルに、最後のピースをはめてお祝いしました。

従う自由

フィギュアスケート選手として類を見ない成功を納めた少女の顔に、不安と恥が表れていました。2022年の冬季オリンピックを控え、一連の好成績により金メダル獲得を確実視されていたのに、体内から禁止薬物が検出されたのです。絶大な期待とごうごうたる非難の重圧で、フリーの演技では何度も転倒し、勝利もメダルも逃しました。氷上での自由と創造性は、規則違反への非難に破壊されてしまいました。

神の庭

去年の春、妻が夜顔を植えました。この花はムーンフラワーとも呼ばれます。夜に咲く大輪の白い花が満月に似ているからです。寿命は一夜限りで、明るい朝日の光でしぼんでしまい、人生の美しさと短さをほうふつとさせます。しかし、夜顔は1本の花茎に多くの花を付けます。出かけるたびに、今日、帰宅したら、どんな美しさで出迎えてくれるだろうと楽しみです。

思い切った決断

カリブ海のセントルシア島の熱帯雨林の中でジップラインを体験しました。滑車にぶら下がり、空中に張ったロープを高速で移動するのです。飛び出す直前、怖くなりました。不慮の事態が次々と脳裏をよぎります。しかし、渾身(こんしん)の勇気を振り絞ってジャンプしました。森の最も高い地点から飛び出して、青々とした木々の間を風を切って下っていくと、不安は徐々に薄れて、重力に任せて空中を移動していると到着点が見え、やがてゆっくり停止しました。無事に到着したのです。

安全地帯

教師を引退したデビー・スティーブンス・ブラウダーは、人々に植林を推奨しています。その理由は高温対策です。アメリカの猛暑は、気候関連の死因の第1位です。その対策として、まずは植林、と彼女は語ります。樹木で日陰を作ることは、人々を守る有効な手段の一つです。それは、地域の美観だけではなく、「生きるか死ぬか」の問題なのです。

試練によって強くなる

書類の中から「よくがんばりました!」と書かれたシールが出てきました。目がしみる治療を我慢して、そのシールを誇らしげにシャツに貼った4歳の息子の姿がよみがえります。斜視の治療は辛かったはずです。手術もしました。彼は、両親に見守られ、子どもの素朴な信仰で神に頼りながら、一つ一つの試練を乗り超えました。そして息子はメンタルの強い子に育ちました。

心の在りどころ

ウィスコンシン州ミドルトンに行くことがあったら、国立マスタード博物館を訪れてはいかがでしょう。マスタードなどどれも同じだと思う人には驚きです。世界中の6090種類ものマスタードが展示されています。テキサス州マクリーンには有刺鉄線博物館があります。これほどの情熱を金網に燃やす人がいることに驚くかもしれません。

神の季節

最近「冬ごもり」という言葉に助けられました。冬は自然の営みが静止したかのようですが、人生にも冬があり、休息と回復の時だと、作家キャサリン・メイが述べています。私は父をがんで亡くし、力が抜けて何カ月も戻らず、人生の停滞に焦っていました。私は夏の力が戻るように祈っていましたが、学ぶべきことがあると悟りました。