歌う草原
義母は犬語が分かる、とほほ笑ましい冗談を言います。犬たちが吠えると、彼女は愛で理解し、それに応えます。ひょっとしたら今後、義母や世界中の犬の飼い主たちは、自分の犬の笑い声を聞こうと耳を澄ますようになるかもしれません。科学者たちは、犬、牛、狐、アザラシ、インコを含む多くの動物が「遊ぶ時の声」つまり笑い声に相当する声を持っていると発見しました。これらを識別すれば、動物の遊び行動を、人には争いのように見える行動と区別することができるでしょう。
開かれた目
ジェナビーブはアフリカ西部のベニン共和国に住む母親で、先天白内障を患う3人の子どもがいます。村に子どもたちを連れて行くときは、赤ん坊を背負い、2人の子の手を両手にしっかりつかみ、危険を見逃さないように目を光らせます。盲目は魔術のせいだと考える文化の中で途方に暮れ、神に助けを求めていました。
キリストを身に着けて
新しい眼鏡にワクワクしましたが、数時間後には放り出したくなりました。目は疲れ、耳の後ろが痛く、頭痛がします。翌日、眼鏡をかけるべき時には、ため息が出ました。しかし、毎日かけて慣らさねばなりません。それまでに数週間かかりましたが、その後は、眼鏡をかけていることをほとんど意識しないまでになりました。
本質から新しく
我が家の針葉樹が葉を落としたので樹木医に来てもらうと、一目見るなり「コロラドトウヒだから」と言いました。もう少し詳細な説明か対処法を期待していましたが、彼は肩をすくめて、「コロラドトウヒだから」と繰り返しました。この木はもともと落葉するのです。それを変えることはできません。
永遠なる神の臨在
モニークには数名のキリスト者の友人がいました。彼女たちが自分の悩みに向き合う姿を尊敬する一方で、少しねたましくもありました。あんなふうにはできないと思ったのです。彼女は悩んでいました。彼女にとって、キリストを信じるとは、ルールに従うことでした。しかし、大学の友人の助けがあり、神は彼女を束縛しようとしているのではなく、むしろ浮き沈みがある中でも最善を願っておられると気付きました。こうしてモニークは、イエスを自分の救い主として信頼し、神の素晴らしい真実なる愛を受け入れたのです。
神の御腕に抱かれて
歯医者のドリルの音で怖くなった5歳のサラは、椅子から逃げ出し、戻らないと言いました。医者は「分かった、分かった」とうなずきながら、父親のジェイソンに「お父さん、座ってください」と言いました。そして、「お父さんの膝の上に座ってごらん」と、サラを促しました。父の腕に抱かれて少女は安心し、完全にリラックスして治療を受けることができました。
イエスのもとに共に集まる
ある困難な状況があって、精神的にも信仰の面でも苦しんでいた時、教会から離れることは容易だったでしょう。何でそんなにこだわるの、と思うこともありました。しかし、日曜日礼拝を続けなければと思いました。その状況は、何年も続きましたが、信仰の兄弟姉妹と礼拝や祈り会、聖書の学び会に集うことは、忍耐と希望を失わないよう、自分を支える力になりました。礼拝説教や学びを通して心が軽くなるだけでなく、傾聴、慰め、ハグなど、その時々に必要だったものを与えてもらいました。
主は今日よみがえられた!
チャールズ・シメオンは、英国ケンブリッジ大学に通う前、大好きな馬や服に多額の金を使っていました。しかし、大学で必須の聖餐(せいさん)式にあずかるうちに信仰について考え始めました。そして数々の信仰書を読んだ後、1779年4月4日のイースターの早朝、劇的に回心しました。目覚めると「イエス・キリストは今日よみがえられた! ハレルヤ! ハレルヤ!」と叫んだのです。そして聖書の学び、祈り、礼拝に打ち込むようになりました。
神のメッセージ
遠方で会議に出席中、「お伝えしたいことがございます」と会場係からメモを手渡されました。何ごとかと一瞬ドキッとしましたが、甥っ子が誕生したとのメッセージ。大喜びしました。