身に余る贈り物
私が仕事で大変だと聞いた友人から贈り物が届き恐縮しました。とても良い品だっただけでなく、彼女自身、親の介護、子どもの問題、激変する職場、ぎくしゃくした夫婦関係など、相当なストレスを抱えていたからです。自分のことを脇に置いて私の心配をしてくれたのですから、身に余る親切に涙が出ました。
神のみもとに帰る
ある日の夕方、ジョギングで建設現場の近くを通ると、汚い痩せた子猫が悲しげに鳴いていました。そして、家までついて来たのです。その猫はミッキーと名付けられ、我が家の一員になりました。現在は快適な生活をしています。健康でハンサムな大人の猫になって、家族に可愛がられています。ジョギングであの場所を通るたびに、ミッキーが野良猫にならなかったことを神に感謝します。ミッキーには家があるのです。
イエスを見る
生後4カ月のレオは、生まれつきの視覚障害があって、両親の顔を見たことがありません。しかし、特別な眼鏡が処方されました。父親が投稿したビデオを見ると、その眼鏡を初めて掛けたレオの目は、焦点が徐々に合っていきます。そして、初めて母親の顔を見るや、満面の笑みがこぼれました。かけがえのない瞬間です。
開かれた神の御腕
私はため息をつきました。友人と互いの子どものことで意見がぶつかり、和解が必要でした。電話をかけなければと思うのですが、両者の見解はまだ一致しておらず、気が進みません。しかし、私の態度が親切さや謙虚さに欠けていたのは確かでした。仲直りしてもらえなかったらどうしようと心配でした。しかしその時、ある歌の歌詞が思い浮かび、昔の記憶がよみがえりました。以前、神に罪を告白した時のことです。私は、神が赦してくださったと分かって、罪悪感から自由になったのでした。
良い牧者
教会員の男性が家族を捨てて出ていったと聞くと、ウォーレン牧師は、彼と町で偶然出会って話ができるように祈りました。すると、町の食堂で彼を見つけ、「隣に座っていいですか」と声を掛けました。やがて、2人は語り合い、一緒に祈り始めました。
最も孤独な人
ニール・アームストロングとバズ・オルドリンは、1969年7月20日、月面を歩いた最初の人です。一方、当日アポロ11号の司令船を操縦していた宇宙飛行士マイケル・コリンズについてはあまり知られていません。
ただ想像するだけ
礼拝賛美で『アイ・キャン・オンリー・イマジン』(ただ想像するだけ)を賛美していると、前の席の女性が、美しいソプラノで合わせてくれました。その人、ルイーズは病気のことを打ち明けてくれ、私たちは彼女の治療のために共に祈ることにしました。
あなたの名前は?
ジェンは最初の夫の死後、再婚しましたが、継子たちに疎まれました。その夫が亡くなると、彼らは、彼女が夫の家に住んで、ささやかな遺産をもらったことを非難します。ジェンは気がふさぎます。
私たちは旅人
気候、言葉、習慣、交通手段や子どもの学校など、何もかもが違うので、その夫婦はやっていけるかしらと不安でした。しかし、近所の教会の人たちが世話を焼いてくれました。教会員のパティーが買い物に同行し、商品や買い方を教えてくれました。市場を歩いていると、2人に笑みがこぼれました。母国の果物、大好きなザクロがあったのです。自分たちの子どもに一つずつ買い、さらにお礼にと、パティーにもあげました。その果物と新しい友だちが、慣れない土地の暮らしにちょっとした安らぎをくれました。