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不格好な英雄たち

アメリカで英雄とされてきた西部のガンマン、ワイアット・アープとドク・ホリデイは、実は無気力な怠け者だったという本が最近出版されました。著者はインタビューで、実際のアープは「生涯、大したことは何もしなかった」と語りました。彼らは小説や映画で英雄とされてきましたが、歴史の資料を見ていくとそうではなかったのです。

つまらない作業の目的

大英博物館に、小さな金属の玉を転がして時を刻む時計があります。この玉は、傾いた鉄製の板に削られた溝を進み、反対側にあるレバーに当たります。すると、傾斜が逆になって玉を戻しますが、そのとき、時計の針を先に進めます。この金属の玉は、毎年、4千キロメートルを移動しますが、ゴールはありません。同じところで、同じことを繰り返します。これを見て、はっとしました。無目的に同じことを繰り返す行為が生気を奪っていくと、すごくよく分かったのです。

言葉の力

南アフリカ共和国のアパルトヘイト体制に反対し、30年近くも投獄されたネルソン・マンデラ氏は、言葉の力を知っていました。今日、マンデラ氏の発言はよく引用されますが、彼が投獄されている間は、波紋を呼ぶことを恐れて、誰もそんなことはしませんでした。解放から10年ほどして、彼は次のように語りました。「私は言葉を軽率に使いません。27年の獄中生活という孤独が人に何かを学ばすとしたら、それは言葉の尊さです。言葉が、人の生き方、そして死に方に、どれほどの影響を与えるか、私は静寂の中でそれを学びました。」

うまくいかない時

悪いことが起きたとき、「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています」(ロマ8:28)を引用する人がよくいます。これを渦中で信じるのは難しいことです。以前、3人の息子をたてつづけに亡くした人が、「この悲劇が私の益になどなるだろうか」と嘆くのを聞きました。私は何も言えず、ただ隣で共に悲しむだけでした。しかし数ヶ月後、彼は感謝を込めて、「私の悲しみは、私を神に近づけました」と言いました。

伴走者

姉のキャロルが乳がんだと診断された時、私たち家族は心配し、みんなで彼女のために祈りました。その後の数ヶ月間、キャロルは手術や治療、そして闘病について正直に報告してくれました。ですから、良くなったとの知らせを受けたときは、みんなで祝いました。キャロルは、全快に向かっていました。

スイッチを切る

子どもたちがまだ小さかった頃のことです。ウィスコンシン州の田舎に私の祖父母を訪ねました。そこにはテレビの電波があまり来ていませんでしたが、祖父母にとって、テレビはどうでも良いことでした。

私たちのすること

父は第二次世界大戦中、陸軍少尉でした。部下を率いてアフリカ北部の609高地に進軍する途中、足を撃たれて、生命にかかわるほどの重傷を負いました。その後、父の足が元に戻ることはありませんでした。私は父の復員後に生まれたので、幼い頃は父のけがについて少しも知らず、後になって人から聞いて知りました。父は、常に痛みを感じていたのですが、愚痴を言うことはなく、それを口実に家族を養う責任をないがしろにすることもありませんでした。

キリストと共に歩みつづける

子どもの頃、夏の間の最大の楽しみは、一週間のクリスチャン・ユース・キャンプでした。最終日には、友だちと肩を寄せ合って巨大なキャンプファイヤーの周りに座り、神や聖書について学んだことを分かち合ったり、賛美をしたりしました。その中でも、イエスに従っていく決意を言葉にした歌のことをはっきり覚えています。繰り返しの部分に、「もう後戻りしない」という歌詞がありました。

本当の隣人

メアリーは、週の半ばに行われる教会の集会を楽しみにしています。いっしょに祈り、礼拝し、前の日曜日の礼拝説教について話し合います。その日は、このつらい世の中で「教会に行くこと」と「教会であること」の違いについて話し合う予定でした。彼女は、友だちと活発な意見交換ができることを楽しみにしていました。