種を蒔く
植物学者ウィリアム・ビールは、1879年、20本の瓶にいろいろな植物の種子を詰めて地中に埋めました。種子生存率実験を試みたのです。20年ごとに1本の瓶を掘り出し、中の種を蒔きます。そして、どの種が発芽するかを見るのです。
光り輝き漂う
サンディエゴの海岸で、2020年、サーファーたちは夜間に光る波に乗っていました。光の正体は、発光する植物プランクトンです。それは水中を浮遊し、日中は赤褐色の帯ですが、光合成をしてエネルギーを蓄え、夜間になると青白い光を放ちます。
イエスは何者か
人はイエスを何者と言うのでしょう。偉大な教師だが、1人の人間でしょうか。『キリスト教の精髄』の著者として有名なC.S.ルイスは、私たちは二者択一しなくてはならないと語ります。この人が神の子であり、今もそうだと考えるか、それとも精神を病んだ人、もしくは悪人と断じるかであり、偉大なる教師などというのは、おためごかしにすぎないと述べています。
神の友の友
共通の友人がいると初対面の人でも親しみを感じます。「○○さんのお友だちですか。友だちの友だちは皆友だち、と言いますから、私たちももう友だちですね」と気さくに声をかけられたら、受け入れられているように感じるでしょう。
家庭で信仰の話をする
スター・ウォーズやライオンキングなどいわゆる不朽の名作の多くが用いる物話の展開方法を一言で表すなら、『オズの魔法使い』のドロシーの台詞「家ほどいい所はない」です。つまり、平凡な生活をしていた普通の人である主人公が、途方もない冒険に巻き込まれ、家を離れて試練の待ち受ける異次元の世界を旅するという英雄物語です。敵や仲間、賢者と出会いながら、試練を乗り越え、自身の勇敢さを証明すると、冒険話と獲得した知恵を携えて家に帰ります。家に帰るという点が不可欠です。
実が木を売る
苗木屋が黄桃の木の販売促進案を考えていました。若木をおしゃれにディスプレイしようか、四季折々の桃の木を載せたカタログを作ろうか……。ついに妙案が思い浮かびました。甘く香る、産毛におおわれた深いオレンジ色の黄桃を使うのです。完熟した果実をもいで切り、果汁が滴る実を1切れずつ客に渡します。すると客は、それを味わって、苗木を買いたくなるでしょう。
分かち合う価値
クリスチャンになって母に伝道すると、1年間、絶交されました。過去に嫌な経験をしたので、クリスチャンに不信感を抱いていたのです。私は祈り、毎週、電話をしました。母に無視されても、聖霊は私を慰め、私の心を養ってくれました。やっと電話に出てくれるようになると、私は、母を思いやることと神の真実を丁寧に伝えることを心がけました。親子の関係が回復してから数ヶ月後、母は私が変わったと言いました。そして約1年後、母もイエスを受け入れ、私たちの関係はより深いものになりました。
シンプルに伝える
切迫した短いメールでした。「救いを求めます。イエスを知りたいのです」。家族や友人は福音になかなか心を開いてくれないのに、何と、この人は単刀直入です。私の役目は、懐疑的にならず、救いの概念、関連の聖書のみことば、信頼できる情報を提供することでした。そこからは神の領域です。神が彼の歩みを信仰によって導いてくださいます。
伝道の公式
ジェンは子どもの頃、日曜学校で伝道の「公式」を学びました。聖句を暗唱し、福音を伝える手順を覚え、間違えないようにドキドキしながら、友人といっしょに別の友人に試しました。そのイベントで救われた人がいたかどうか覚えていません。たぶんいなかったでしょう。それは人ではなく公式に重きを置いている感じでした。