悔い改めの報い
グレイディはちまたで「くず」と呼ばれ、車のナンバープレートにもそう記していました。そして中年の賭博師、詐欺師、不倫男にふさわしいあだ名だと自負していたのです。破産してお先真っ暗、神から遠く離れていました。しかしある晩、神の御霊にお前は罪人だと迫られたのです。彼は墓場まで持っていくつもりだった己の罪を告白し、イエスに赦しを乞いました。彼は妻に「俺は救われたと思うよ」と語りました。かつては40歳まで生きないだろうと思われていた人が、イエスを信じ、神に仕えて30年経ちました。ナンバープレートの装飾も「悔い改めよ」に変えました。
不朽の希望
ソロモンは、4歳の時、デュシェンヌ型筋ジストロフィーという筋肉の機能が衰えていく病気にかかりました。1年後には車椅子を勧められましたが、ソロモンは嫌がりました。家族や友人たちは祈り、なるべく長い間、車椅子なしで行動できるようにと、寄付を募って介助犬を飼うことにしました。私の介助犬カリーを訓練したのはテールズフォーライフという補助犬育成団体ですが、そこが今、ソロモンの介助犬となるワッフルを訓練しています。
望みと願い
アメリカからイギリスに移り住むと、感謝祭の祝日が、11月の普通の木曜日になりました。週末は特別なごちそうにしましたが、家族や友だちと過ごす休日を懐かしく思いました。そんな気持ちは、私だけのものではありません。祝祭日や特別な日は、大切な人と一緒に過ごしたいものです。そして、祝宴の最中でも、亡くなった人をしのんだり、疎遠になってしまった人を思って祈ったりします。
未来は神に委ねる
ラズロ・ヘニエイツは、2010年、仮想通貨のビットコインで初めて買い物をしました。ピザ2枚(2,000円相当)を買って1万ビットコインを支払いました。これを2021年のビットコインの最高値で換算すると500億円になります。ラズロはビットコインの価格が急騰する以前、これでピザを買い続け、総額10万ビットコインを支払っています。もし全てを貯めていれば60兆円を超える財産となって、フォーブズ誌の長者番付に名を連ねていたでしょう。未来を予知できていたなら……。
行いに表れる信仰
竜巻が、2021年の6月の夕刻、ある地区を襲い、1棟の納屋が倒壊しました。それは1800年代から受け継がれた納屋だったので、その家の人にとっては悲しい出来事でした。翌朝、教会に車で向かっていたジョンとバーブは、倒壊した納屋を発見し、何かできないかと考えました。車を止めて家の人に尋ねると、片付けの手伝いが必要とのことでした。2人は家に舞い戻り着替えて再訪すると、丸1日かけて、散乱した瓦れきやごみの片付けを手伝いました。2人は、人助けという行動で信仰を表しました。
前からも後ろからも読む
サスペンスを楽しむなら、推理小説を巻末から読むのはいただけませんが、結末が分かっているからこそ楽しめるという人もいます。
ソクラテスクラブ
ソクラテスクラブは、1941年、キリスト者と無神論および不可知論者の議論の場としてオックスフォード大学に設立されました。キリスト教系以外の大学で宗教論議をすることは欧米では珍しくありません。しかし、著名な学者でキリスト者のC・S・ルイスが、議長を15年間も勤めたことは驚きです。ルイスは自分の考えが試されることをいとわず、キリスト教は精査に耐える、合理的で信頼に足る証拠があると信じていました。
あなたを知っておられる
学校で辛かったことを悟られないように平静を装ったことがありました。しかし、母は「何かあったの?」と尋ね、続けてこう言いました。「『別に』と答える前に忘れないでほしいのだけど、私はあなたを産んだ、あなたの母親で、あなた以上にあなたのことを知っているの」。母は、私という人間を十分に知っているので、肝心な時にはいつでも味方になれると、いつも言っていました。
思いと祈り
祈っていると言われても、本当かしらと思うときがあるでしょう。しかし、エドナ・デイビスの場合は疑う余地がありません。信号機が1箇所にしかない小さな町の住人は皆、名前が各ページにびっしり記されたエドナの黄色いノートを知っていました。彼女は毎朝早く、声を上げて祈りました。全員の願いがかなったわけではありません。しかし、神にしかできないことが起きたと彼女の葬儀で証言した人たちは、それがエドナの熱心な祈りのおかげだったと信じていました。