祈りの本質
アメリカ合衆国の大統領に就任したリンカーンの仕事は、分断された国のかじ取りでした。彼は賢い指導者で、徳の高い人だったと言われていますが、そのことも、他のことも、ある要素の上に立脚していました。彼は、自分は力不足だと心得ていました。リンカーンはこう述べています。「私は他に頼れるものはないという絶対的な確信で、何度もひざまずきました。その日、その日を乗り越えるには、私の知恵や力は、全く不十分に思えました」
誠実な生き方
クロスカントリーの国際試合で、ケニヤのアベル・ムタイ選手は勝利まで数メートルのところで標識を見誤りました。ゴールの手前でゴールだと思い込み、走るのをやめたのです。ムタイを追ってきたスペイン選手イバン・フェルナンデスはそれに気付くと、腕を前に突き出してムタイをゴールさせました。優勝をゆずった理由を記者たちが尋ねると、ムタイが勝者だと述べ、「あんなことで勝っても何の価値があるでしょう。そのメダルに栄誉があるでしょうか。私の母はどう思うでしょう」と語りました。ある記者は「フェルナンデスは勝利ではなく誠実を選んだ」と報じました。
神をさがせ!
マーティン・ハンドフォードが1987年に発表した絵本、『ウォーリーをさがせ!』のウォーリーは、赤と白の縞柄のシャツ、同じ柄の靴下と帽子、ジーンズ、茶色のブーツ、そして眼鏡を身に着けています。ハンドフォードは、大勢の人がいるにぎやかなイラストの中にウォーリーを巧妙に隠しています。簡単には見つかりませんが、作者は必ず見つけることができると読者に約束しています。神を探すことは、ウォーリーを探すこととは違いますが、神は、必ず見つかると約束しておられます。
他7名
ロサンゼルス近郊で、2020年1月、ヘリコプターが墜落し、9人が亡くなるという惨事が起こりました。ほとんどの記事の書き出しは、NBAのスーパースター、コービー・ブライアントと娘のジアンナ、他7名が事故で死亡した、というものでした。
神の接着剤
ペンシルベニア州立大学の科学者たちは、接着力が非常に強いにもかかわらず剥がすことが可能な新しい接着剤を開発しました。そのヒントはカタツムリの粘液です。カタツムリの粘液は、乾燥した状態では固まり、湿った状態では緩みます。カタツムリはその性質のおかげで、安全な湿度の高い環境では自由に動き回り、動くと危険な環境では、何かの裏にしっかりとくっついているのです。
シンプルに伝える
切迫した短いメールでした。「救いを求めます。イエスを知りたいのです」。家族や友人は福音になかなか心を開いてくれないのに、何と、この人は単刀直入です。私の役目は、懐疑的にならず、救いの概念、関連の聖書のみことば、信頼できる情報を提供することでした。そこからは神の領域です。神が彼の歩みを信仰によって導いてくださいます。
永遠に残る仕事
李氏朝鮮時代の王、英祖(1694年~1776年)は、腐敗と贅沢を是正しようとして伝統工芸の金糸の刺繍まで禁じたので、その技術が廃れました。2011年、シム・ヨンオク教授は、その復元を試みました。金糸は金箔をこうぞ紙に貼り付け、手作業で細く切ったと推測し、その工程を再現させました。
踊って賛美
年配の女性が車椅子に座っている動画があります。これは1千万回以上視聴されました。その女性は、往年の有名なバレリーナ、マルタ・ゴンザレス・サルダーニャです。今はアルツハイマーを患っていますが、チャイコフスキーの「白鳥の湖」が流れると、奇跡が起こります。彼女の弱々しい手がゆっくり上がり、最初のトランペットの音でバレエが始まります。知力も体力も衰えていますが、才能はそこにあるのです。
私たちの時間を償う
母は結婚のために大学進学をあきらめました。1960年代のことです。しかし、家庭科の教師になる夢を捨てきれませんでした。3人の子どもを授かった後、学士の資格はないものの、ルイジアナ州の保険局で栄養士補佐の仕事に就きました。それは、健康的な食事のメニューを実際に料理して見せる家庭科の教師のような仕事でした。母は自分の人生を振り返り、神は彼女の祈りを確かに聞いて、心の願いをかなえてくれたと語りました。