どう再建するか
ひとりの高官が、夜中、馬にまたがり、待ち受ける仕事の視察に出かけました。一面の廃墟。城壁は壊され、門は焼失しています。がれきで馬が通れない場所さえありました。彼は落胆して戻りました。町の役人に状況を報告する段になると、「あなたがたは、私たちの当面している困難を見ている」(ネヘ2:17)と話し出し、町は廃墟となり、町囲みは破壊され、役に立たないと語りました。しかし次には、困惑した市民たちに「私に恵みを下さった私の神の御手のこと…を、…告げた」のです。人々は即座に「さあ、再建に取りかかろう」と応じ(18節)、それを実現しました。
互いのために造られた
ステラが「夫の世話をします。彼が喜ぶと嬉しい」と言うと、メルルも「彼女がそばにいると嬉しい」と答えます。結婚して79年、101歳と95歳の夫婦です。施設に入って落ち込んだメルルを、妻は自宅に連れ戻しました。彼女は歩行器が必要ですが、夫のためにできることを喜んでします。ひとりではできないことは、孫や近所の人たちが助けています。
主に変えられた
ロンドンで最大の売春宿の経営者が逮捕されましたが、彼は、自分は「いいヤツ」だと思っていました。しかし服役中、お菓子とコーヒー目当てに聖書の学びに参加して、受刑者たちの幸せそうな姿に衝撃を受けました。そして最初の賛美歌を歌っている間に泣き出したのです。彼は聖書を受け取り、エゼキエル書の「しかし、悪者でも、自分がしている悪事をやめ、公義と正義とを行うなら、…彼は必ず生き、死ぬことはない」(18:27-28)を読み、「雷に打たれたよう」だったと言います。聖書のみことばが生きて働き、変化が起こりました。彼は「俺は『いいヤツ』なんかじゃない。邪悪だ。変わらなければいけない」と気づいて、牧師と一緒に祈りました。そして「イエス・キリストに出会った。主は私を変えてくださった」と言いました。
ともに勝利する
サムエル・バッガガ牧師は真夜中に呼び出しの電話を教会員から受け、駆けつけると、家は炎に覆われていました。父親は火傷を負いながらも、子どもを助けるために再び家に入り、気絶した娘を抱きかかえて現れました。そこはウガンダの田舎だったので、病院まで10キロの道のりです。車がないため、牧師と父親は、子どもを抱えて走りました。腕が疲れると、もうひとりが代わって抱き、一緒に走ったのです。そうして病院にたどり着き、親子とも治療を受けて全快しました。
神の見方
少年だった1970年代、ピーター・ウェルチの金属探査は単なる趣味でした。しかし、1990年以降、彼は世界中の人々を連れて金属探査旅行に行き、古代の剣や装飾品、硬貨などを発見しました。彼らは人工衛星の画像に基づく「グーグルアース」というソフトでイギリスの農業地帯の形状を探り、何世紀も前には道路や建物があったかもしれない場所を発見します。「上から見るなら、全く新しい世界が開けます」と語ります。
神のこと
マイクの同僚たちはキリスト教を知らず、関心もありませんでしたが、それがマイクにとって重要だと知っていました。ある日、復活祭と過越の祭りは関連があるらしいけれど何だろうと誰かが言いました。そして「マイク!神のことを知っているだろう。過越って何?」と質問したのです。
喜びの理由
新学期が始まると、14歳のシー・ジェイは下校のバスからピョンと飛び降り、家まで踊って帰ります。母親がその様子を動画でシェアしました。なぜ踊るかといえば、人生を楽しみ、自分の動きで人々をハッピーにしたいからです。ある日、ふたりのゴミ収集員が、忙しい中、シー・ジェイに感化され、一緒に体を揺らし、ステップを踏み、くるくる回っていました。その姿は、心にこみ上げる喜びは伝染すると伝えます。
謙遜こそ偉大さの証
予想だにしなかったイギリス軍の降伏で、アメリカが独立を勝ち取った時、政治家や軍人たちは、司令官ジョージ・ワシントンを国王にしようとしました。世界の目は、絶対的権力を掴める立場となったワシントンが、自由という理想を掲げつづけるだろうかと注視しました。しかし、英国王ジョージ3世は違いました。ワシントンが権力にひかれず、バージニアの農園へ帰るなら、彼こそ「最も偉大な人物」だと思ったのです。王は、権力の誘惑に打ち勝った人こそが、真に高貴で立派な人だと分かっていました。
手を差し伸べる勇気
アルディはまだ十代でしたが、インドネシアのスラウェシ島から125キロメートル離れた水上の釣り小屋で、ひとりで働いていました。ある日、強風で錨の係留がはずれ、小屋ごと大海に流され、49日間、海上を漂流しました。船舶を見つけるたびにライトを照らして呼びかけましたが、反応はありませんでした。彼が衰弱した状態で救出されるまでに約10隻もの船が通過していたのです。