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神のこと

マイクの同僚たちはキリスト教を知らず、関心もありませんでしたが、それがマイクにとって重要だと知っていました。ある日、復活祭と過越の祭りは関連があるらしいけれど何だろうと誰かが言いました。そして「マイク!神のことを知っているだろう。過越って何?」と質問したのです。

語り部

昔話の「むかし、むかしあるところに」という語りは、古今東西、力ある言葉と言ってよいでしょう。子どもの頃、その言葉に何度も引き付けられた思い出があります。

苦しみの中の強さ

地下教会の牧師ハーラン・ポポフは、1948年、自宅から連行されました。休息無しで尋問され、10日間、食事ももらえません。スパイ容疑を否定するたびに殴られました。しかし、苛酷な取り調べを生き抜いただけでなく、彼は周りの囚人たちをイエスに導きました。11年後、ついに釈放され、2年後に亡命して家族と再会するまで母国で伝道しつづけ、その後は、聖書のメッセージの取り次ぎと、キリスト信仰に不寛容な国々で聖書を配布する活動を支える資金集めに奔走しました。

すべての機会を

息子にせがまれてスマホにゲームを入れました。自分のいる場所の風景に色とりどりの生き物が現れ、それを捕まえるというものです。このゲームは行く先々が競技場になるので以前より歩くようになりました。これで息子と遊ぶときは、現れた生物を捕まえるチャンスを最大限に活用しようと頑張ります。やみつきになるこのゲームに、引き込まれ、没頭してしまいます。しかし、ある問いが心に浮かび、自責の念にかられました。神が私の周りに置かれた機会を最大限に活用しようと、これほど頑張っているでしょうか。

賛美の声をあげよ

地図の真ん中に何があるかを見れば、その地図がどこで描かれたか分かると一般的には言えるでしょう。人は自分のいる場所を世界の中心だと考えがちなので、そこに点を打ち、そこから描き始めるからです。近くの街は北に80キロか、車で南に半日の距離かもしれませんが、すべては自分のいる場所を基準に表現します。ところが詩篇は、旧約聖書に述べられた神の地上の住まい、つまり、エルサレムを中心としました。

光を輝かせる

スティーブンは毎朝、7時15分までには登校したいと言っていましたが、その理由をなぜか明かしていませんでした。しかし両親は、彼の希望どおり、高校に送り届けていました。ところが、2年生のある冬の日、彼は事故で帰らぬ人になりました。両親は、早朝登校の理由を知りました。毎朝、友だちと一緒に校門に立ち、登校して来る全生徒に笑顔で挨拶し、温かい言葉をかけていたのです。どんな生徒も、たとえ人気のない生徒であっても、自分たちは歓迎されていると感じていたそうです。

祈るように促される

聖書に挟んでいたメモだという写真を添付したメールが届き、そこには「以前、あなたのために祈るように促されたことがよくあったのだけれど、なぜかしら」と書かれていました。メモには「ジェームズの心と思いと言葉が守られるように祈る」と書かれ、3つの年が記されていました。

美しい人生

シティ・ブロッサムズの設立者レベッカ・レモス-オテロは「子どもたちは、庭の好きなところに種を蒔き、その後、何が出て来るかを見ます」と語ります。これは模範的な園芸ではないかもしれませんが、それぞれの種が、命をはぐくむ可能性を持っていることを示すことができます。シティ・ブロッサムズは2004年以来、低所得者が住む地域の学校や公園に庭を造ってきました。子どもたちは園芸を通して栄養について学び、就職に必要な技術を習得します。レベッカは「都会に緑があると、…美しいものを生み出す過程に子どもたちが関われます」と語ります。

神にかかわる会話

バーナグループの2018年の調査によると、大半のアメリカ人は神について話したがらないと分かりました。信仰にかかわる会話が日常的にあると答えた人は、回答者の7パーセントだけでした。教会に行っている人もほぼ同じで、週に一度ぐらいはするという人でさえ13パーセントでした。