美しい足
ジョン・ナッシュは先駆的な数学の研究により1994年のノーベル経済学賞を受賞しました。それ以来、彼の理論は競争や競合の精神力学を理解するために世界中の企業に用いられています。彼に関する書籍と映画は、ナッシュが「美しい心」を持っていたと語りますが、それは、彼の脳が美しい形状をしていたということではありません。彼の脳が美しい行為をしたという意味です。
友だちに語る
高校生の頃、私はキャサリンと仲良しで、電話をしたり、自由研究を一緒にしたり、乗馬をしたり、互いの家に泊まったりすることもありました。
手本にならって
パンデミックの最中、24時間ズンバがオンラインで開催され、世界各地で何十万の人々が、色々な国のインストラクターについて同時にフィットネスをしました。なぜ、そんなことができたのでしょう。ズンバは1990年代半ばにコロンビアで生まれましたが、インストラクターの言葉を介さず、その動作だけを見てついていくエクササイズなのです。
天の父の声
友人のお父さんが先日亡くなりました。診断の後、すぐに病状が悪化し、ほんの数日で天に召されました。父親と深い絆があった友人は、聞きたいことや話したいことがまだたくさんあったと言います。彼の職業はカウンセラーなので、家族を亡くした人の心をよく知り、そのような状況をくぐり抜けていく人たちを助けています。それでも、彼はこう言いました。「時々、父の声を聞き、父の愛を感じたいと無性に思うんだ。僕にとって、それは大きな意味があったから」。
何と言えばいいか
古本屋で「C.S.ルイス」と書かれた箱の中の本をあさっていると、店主がやって来ました。入手可能な本について話しているうちに、ふと、この人は、著作の原動力となったルイスの信仰について興味を持つかもしれないと思いました。心中で導きを祈ると、伝記が心に浮かび、ルイスの品性が、どのように神を指し示しているか話し合いました。とっさの祈りが、会話を信仰に関することに導いてくれました。
大胆な信仰
プレム・プラダン(1924年〜1998年)は、第二次世界大戦中に撃墜された飛行機からパラシュートで脱出する際に負傷し、歩行に障害がありました。彼は、そんな自分がヒマラヤ山脈で宣教するなんて、神は何と不思議なお方だ、と語っていました。ネパールで福音を語るなら、劣悪な刑務所に投獄されるなどの迫害を受けます。プラダンは、15年の間の10年間、14か所の刑務所をたらい回しにされました。しかし、彼の大胆な宣教は、キリストに人生を変えられる人々を生み出し、そこには看守や受刑者も含まれていました。彼らはイエスの福音をそれぞれの村の人たちに伝えたのです。
イエスを伝える
フィリピンのバンワオン族は、ミンダナオ島の山奥でひっそり暮らしていました。物資の調達には危険な山道を2日間歩かなければならず、外部との接触は限られていました。しかし、キリスト教団体が、ヘリコプターという交通手段を提供すると、人々は、必需品、医療支援、そして広い世界へのアクセスを手に入れました。また、イエスを知ることもできました。今日、彼らは、部族の伝統的な音楽に歌詞をつけ、土地の霊ではなく、唯一真の神を賛美しています。飛行という交通手段の提供は、福音を伝える重要な橋渡しになりました。
神の選び
三輪タクシーの「トゥクトゥク」は便利な移動手段としてスリランカの人々に親しまれていますが、コロンボに住むロレインは、そこは宣教の場だと感じました。ある日のトゥクトゥクの運転手は、信仰について喜んで語り合う人でした。そこで、次回は福音を伝えようと心に決めました。
苦い過去さえ
ダリルは有名な野球選手でしたが、薬物依存で人生は破綻寸前でした。しかし、イエスに救われ、何年も真っ当に暮らしています。依存症の人々に手を差し伸べ、イエスを信じるように勧めています。自分の苦い過去さえ、神は用いてくださると言います。