心のオアシス
アンドリューは家族とサファリ旅行にケニアへ行き、低木林の中の小さな湖で、キリン、ウシカモシカ、カバ、水鳥などを見ました。皆がこの命の源である水辺にやってきます。彼は動物が行ったり来たりするのを見ていて、聖書は聖なる水飲み場のようだと思いました。聖書は、知恵や手引きの源というだけでなく、さまざまな状況の人の渇きを癒やし、元気を回復させるオアシスだと思いました。
鏡に照らして
心理学者が自己認識を調べるために「鏡の中にいるのは誰?」と子供たちに尋ねました。通常、幼児は1歳半ぐらいにならないと、鏡に映っているのが自分だと分かりません。しかし、成長すると、それが自分だと分かるようになります。自己認識は、正常な発育を知るうえで、重要な目印です。
再発見
デンマークを1970年に訪れた某自動車会社の重役は、1939年製のビュイック社のデュアル・カウル・フェートン(折りたたみ式の幌を備えたオープンカー)を所有している人がいると知りました。生産には至らなかった、唯一無二の車の発見でした。彼は喜んでそれを購入し、復元のために尽力しました。現在、この車は、世界的に有名なクラシックカーコレクションの一つです。
計り知れない富
火星と木星の間を公転している小惑星プシケの組成は、金、鉄、ニッケル、プラチナなどだと推定されています。お金に換算するなら、途方もない額になるでしょう。この豊かな資源はまだ手つかずですが、米国にはその鉱石の検証を目的とする探査機を送る計画があります。遥か彼方の莫大な富は、興味と欲望を駆り立てます。その宝を求めてプシケに向かおうとする人々がいずれ必ず現れるでしょう。
大発見
ジェニファーは、2021年、スキューバダイビングをしていて緑色の小瓶を拾いました。その中には、1926年、18歳の誕生日を迎えた人の手紙が入っていました。それを見つけたなら返してほしいと書かれています。ジェニファーはフェイスブックで彼の家族を見つけました。その人は1995年に亡くなっていましたが、手紙が見つかったことを、ジェニファーも彼の家族も喜びました。
学ぼうとする姿勢
反対の意見に対しては、意見そのものだけではなく、それを述べた人を攻撃するのが、悲しいことに、当たり前になっています。これについては、学者たちも同様です。ですから、有名な新約聖書学者リチャード・B・ヘイズ博士が『Reading with the Grain of Scripture 』 (聖書を信頼して読む)を発表したときは驚きました。自分の過去の論文を再考し、持論を訂正し、実に謙虚な姿勢と生涯学び続ける決意を示したのです。
神をさがせ!
マーティン・ハンドフォードが1987年に発表した絵本、『ウォーリーをさがせ!』のウォーリーは、赤と白の縞柄のシャツ、同じ柄の靴下と帽子、ジーンズ、茶色のブーツ、そして眼鏡を身に着けています。ハンドフォードは、大勢の人がいるにぎやかなイラストの中にウォーリーを巧妙に隠しています。簡単には見つかりませんが、作者は必ず見つけることができると読者に約束しています。神を探すことは、ウォーリーを探すこととは違いますが、神は、必ず見つかると約束しておられます。
自信を持って決断する
世の中は、ティッシュペーパーから生命保険に至るまで、いくつもの選択肢を提供します。心理学者バリー・シュワルツは、2004年に『なぜ選ぶたびに後悔するのか』と題する本を書き、選択の自由があるのは良いが、過多になれば負担で、決断ができなくなると主張しました。ティッシュの選択で大失敗をする可能性は低いですが、将来のかかった大きな決断で迷い出すと、神経をすり減らしてしまいます。どうすれば優柔不断にならず、自信をもって決断し、イエスのために前進できるでしょう。
あなたのために良い
世界中の人々は2016年に推計で約10兆円をチョコレートに費やしました。膨大な数字ですが、チョコレートは美味しいのですから、驚くには値しないかもしれません。その上、アンチエイジング作用や心臓病予防効果のあるフラボノイドを含んでいて健康に良いと分かったのですから、世界中が喜びました。これほど受けの良かった処方箋が、かつてあったでしょうか。(但し、食べ過ぎには気をつけましょう。)