心の目を開いてください
超早産児として2001年に生まれたクリストファー・ダフリーは、里親制度を通して叔母家族の養子になりました。盲目で自閉症とも診断されましたが、4歳の時、絶対音感があると分かりました。6年後には教会で「我が心の目を開いてください」を歌い、その様子を数百万人がネット動画で視聴しました。2020年、ダフリー氏は障害者擁護の活動家になりました。そして、神のご計画に心の目を開き、無限の可能性を証明し続けています。
いのちを見つける
ブレットがキリスト教系大学で聖書を専攻するのは自然な成り行きでした。クリスチャンに囲まれて育ってきたからです。牧師になりたいとさえ思っていました。
最もなさそうな
ハリウッド映画のスパイは高級スポーツカーを乗り回すかっこいい人ですが、実際は真逆だと元CIA長官のジョナ・メンデスは語ります。スパイは影が薄いそうです。平凡で目立たなく、人の記憶に残らない人が望ましいと言います。最高の諜報(ちょうほう)員は全然それらしくない人です。
神はあなたの名を呼ぶ
ナタリアは学校に行かせてもらう約束で外国に行きましたが、住み込んだ家の父親から身体的、性的な虐待を受けました。家事と子守りを無給でさせられ、外出も電話の使用も止められました。彼女は奴隷になったのです。
全問正解
デイトナ500最終周回で事故死した希代のレーサー、デイル・アーンハート・シニアの死について、同じくレーサーの息子は次のように語っています。「再現不可能な音が内に響いた。それはショックと悲しみ、恐怖のうめきだった……これからは自分一人という孤独な現実があった。……父の後をついていけば大丈夫だと思えた。父がいれば常に正解があるも同然だった」
神は人の罪を覆う
あるシングルマザーが、1950年代、生活のためにタイピストになりましたが、よく打ち間違いをしました。彼女はそれを繕う方法を模索し「修正液」を発明しました。白い液体が乾いたら、その上にタイプして、間違いなど無かったようにできました。
神に覚えられている
ショーンは家庭というものをあまり知らずに育ちました。母親は亡くなり、父親は不在がちで、常に寂しく不安でした。しかし、近所の夫婦が助けてくれました。彼は家族の一員のように迎えられ、その家の子どもたちにも可愛がってもらいました。自分も愛されていると実感できたのは、彼らのおかげです。また、教会にも連れて行ってもらいました。ショーンは自信に満ちた若者に成長し、ユースリーダーの一人になっています。
赤いドレスプロジェクト
イギリス人アーティストのカースティ・マクラウドは「赤いドレスプロジェクト」を発案し、84枚のワインレッドのシルクの布が、13年間、世界を旅しました。各地でその布に300人以上の女性(と数人の男性)が自分たちの物語を刺しゅうし、それでドレスが仕立てられました。彼女たちの多くは、社会で差別されたり、貧困に苦しんだりしている人々です。
イエスのように
研究者たちは2014年、オレンジ色のピグミーシーホース(タツノオトシゴの一種)のつがいをフィリピンの海で捕獲し、生息地のオレンジサンゴの一部と共にカリフォルニア科学アカデミーに運びました。ピグミーシーホースの身体の色は、親に由来するのか、環境に由来するのかを調べるためです。くすんだ茶色の赤ちゃんが生まれると、彼らは紫サンゴを水槽に入れました。すると、オレンジ色の親から生まれた赤ちゃんの身体が、紫色に変化しました。ピグミーシーホースは弱い生き物なので、環境に溶け込む天賦の力が生き残るために不可欠です。