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悲しみの用語集

ヒューとディーディー夫妻は、我が子を天国に送りました。その時、自分たちのことは何と呼ぶのだろうと思いました。配偶者を亡くした人は寡婦、または寡夫、両親を亡くした子は孤児です。しかし、我が子を亡くした親には呼び名さえなく、虚無感だけが残りました。流産、死産、乳幼児突然死、事故、病気、自死。この世から自分の子どもが奪われたなら、残された親は悲嘆に暮れるだけで、呼び名さえありません。

慰めを分かち合う

孫のカルムが訪ねてくると、袖の先にミトンが付いた妙なシャツを着ていました。慢性湿疹のかゆみのために、皮膚を引っかいて傷つけないようにするためです。7ヵ月後、娘も同じような症状に悩まされ、自分もミトンのついたシャツが必要だと言いました。息子の辛さが分かったと語りました。

感謝の季節

リサは、秋の街は死を連想させるような暗くて陰惨な飾りが多くて嫌だと思いました。何とかしたくて、ささやかな抵抗を決行しました。手始めは、大きなかぼちゃに感謝している事柄を油性マジックで書くことです。一つ目は「おひさま」です。家を訪ねて来た人たちが、それにつづきました。「落書き」などと妙なことを書く人もあれば、「暖かい家」とか「故障していない車」など現実的な人、亡くなった家族の名前を書いて感傷的になる人もいました。かぼちゃの周りは温かい空気に包まれていました。

苦難の目的

ある教会に招かれて礼拝メッセージを取り次いだ後、ひとりの女性の言葉にあぜんとしました。「先生の話によれば、私は悪くないのですか。持病のために祈り、断食し、罪を告白し、言われたことはすべてやったつもりです。でも癒やされなかったので、自分のせいだと思っていました」。私は悲しくなりました。この人は、問題の解決に対する信仰の処方箋を与えられ、それが功を奏しないのは自分のせいだと自分を責めてきました。それが間違っていることは大昔に証明されているのに、です。

人の心の必要を尊重する

新型コロナウイルスの蔓延で外出を控える人が増えましたが、私は、水泳は大丈夫だと思っていました。しかし妻は、プールでウイルスをもらって高齢の姑にうつすかもしれないと心配しました。高齢者は重症化リスクがより高いそうです。彼女は、しばらく水泳をやめてもらえないかしらと言いました。

谷をともに歩む

英国の奴隷制度を廃止させたウィリアム・ウィルバーフォースの叔母ハンナは、死の床で知り合いの死について述べた手紙を残しています。「あの親愛なる方が、栄光の内に、彼の愛してきた見えないお方、イエスのご臨在の中に今いるとは、何と幸いなことでしょう。私の心は喜び踊っています」。そして、自身の状況については、「良くても、悪くても、どんなときでも、イエスは、いつも通り素晴らしい」と記しました。

よく休みなさい

午前1時55分。スマホでチャットしたことが気になって寝つけません。私はくるまっていたシーツから抜け出して、そっとソファーに移動しました。そして、安眠術についてネット検索すると、逆に、安眠の妨げになることがヒットしました。長い昼寝、カフェインの摂取、夜の運動などです。夜遅くにスマホを見ることもよくありません。チャットはダメだったのです。よく眠りたければ、してはいけないことがたくさんあります。

感情を持っている

息子の薬物依存のことでシエラは疲弊していました。「情けないわ。祈ると涙が止まらない。信仰が薄いと神様に思われるかしら」と尋ねるので、「それは分からないけれど、神様は激しい感情を受け止めてくださるわ。私たちに感情があることはご存じだから」と答えました。そして、彼女の息子のために一緒に泣きながら祈りました。

すべての良きこと

金曜日の夕方に家族で見るニュース番組は、明るい話題で締めくくられます。例えば、新型コロナウィルスに罹患したレポーターが完全に回復し、他の患者の治療のために、血しょう成分献血を行った話題です。当時は、抗体の効果について結論が出る前で、多くの人が無力感に襲われていました。しかし、彼女は「可能性が無い訳ではないのだから、献血の痛みは大した犠牲じゃない」と思ったそうです。