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神の時刻は完璧

私はときとぎ、ふたりの年配女性を訪問します。ひとりはお金の心配がなく、若々しく健康で、自分の持ち家に住んでいます。そして、何かと否定的なことを言います。もうひとりは関節炎のために身体が不自由で、物忘れをしがちです。簡素な借家に住み、予約や予定を忘れないようにメモが欠かせません。ところが、自分を訪ねてくる人に対する第一声はいつも、「神さまは、私に本当に良くしてくださるのよ!」です。最近訪ねたとき、彼女のメモには、「明日は外でランチ素晴らしい!また幸せな一日!」と書いてありました。

お金で買えない物

マイケル・サンデル著「それをお金で買いますか」によると、今日ではお金で買えないものは少ないそうです。例えば、アメリカの刑務所では一泊あたり90ドル(約9,000円)払えば監房がアップグレードできます。絶滅危惧種のサイは25万ドル(約2,500万円)で狩猟でき、かかりつけ医の携帯電話の番号は1,500ドル(約15万円)で手に入ります。ほとんどの物が売り出されているといいます。

視覚の不思議

科学情報のウェブサイトに、びっくりする記事がありました(livescience.com)。「広範囲を見通せる山の上に立ってあたりを見渡すなら、数百キロ先で光っている明かりを知覚することができます。闇夜ならば50キロほど先に揺らめくろうそくの炎さえ見えるでしょう。」望遠鏡や夜間用のゴーグルは不要だそうです。人間の目の設計は、それほどすぐれていて、遠くまではっきりと見ることができます。

賛美のレッスン

詩篇150篇は素晴らしい賛美の詩であるだけでなく、賛美することを教えてくれる詩でもあります。それは、どこで賛美すべきか、なぜ賛美すべきか、どのように賛美すべきか、また、どんな人が賛美をささげるべきかを教えてくれます。

賛美していたい

友人に「お母さんはいかが?」と尋ねると、認知症のために、ほとんどの知人の名前や過去の出来事の記憶を失ってしまっていると答えました。しかし、彼はつづけました。「それでも母は、譜面も見ずにピアノで賛美歌を上手に弾くことができるんだよ。」

ある静かな夜

サイモンは、オランダからアメリカに移民して米国生まれのケイと結婚し、二男一女をもうけました。その後、長女はパナマ人、長男はポルトガル人、次男は韓国人と結婚しました。

危険な挑戦

何百万の人たちがテレビ中継を見つめる中で、ニック・ワレンダは直径わずか12センチのワイヤー上を約550メートルも歩いてナイアガラの滝を横断しました。彼は出来る限りの準備をしました。しかし、滝の高さと激流の他にも、視界をさえぎる霧、バランスをおびやかす強風、足元を滑りやすくする水しぶきという悪条件が、彼を大きな危険にさらします。これらの真っただ中で、(そして恐らく、これらの危険があったからこそ)、彼は何度も祈り、神を賛美したそうです。

宇宙の音楽

米国NASAの観測所で、ハミングする巨大なブラック・ホ-ルが発見されました。地球から約2億5千万光年彼方の銀河系ペルセウス星団に位置するブラック・ホールは、Bフラットの響きを放っています。しかし、ピアノの中央の「ド」から57オクターブ下の音だという計測結果が出ており、人間の耳では感知不能です。

栄光の冠

宇宙探査機ボイジャー1号は1977年に打ち上げられ、地球から180億キロメートル以上離れた太陽系の果てを飛行中です。1990年2月、科学者たちは地球からおよそ60億キロメートル地点にいたボイジャー1号のカメラを地球の方に向けて写真を撮りましたが、その写真は、私たちの住む地球が宇宙の大海原に漂う青い微小な点であることを明らかにしました。

この広大な銀河の大海原のちっぽけな石ころの上に、70億人以上の人が住んでいます。

これが現実なのだから自分は取るに足らない存在だ、と思いますか。それなら良い知らせがあります。聖書に耳を傾けてください。

ダビデは詩篇の中で、巧みな言葉で問いかけています。これを読んだあと外に出て夜空を見上げるなら、喜びに心がふるえるでしょう。詩篇8篇3節から5節は、私たちは神の目に夜空の星より大切な存在だと語ります。「あなたの指のわざである天を見、…人とは、何者なのでしょう。あなたがこれを心に留められるとは。…あなたは、…これに栄光と誉れの冠をかぶらせました。」このみことばを深く心に留めましょう。神は、ハッブル望遠鏡でも端の見えない広大な宇宙に命令を下されるお方です。このお方が、あなたを創られ、あなたに心を配っておられます。あなたを深く愛しておられるので、御子イエスに、天国から下り、あなたのために死んで欲しいと言われたのです。

不思議と驚きをもって、神の被造物を見上げましょう。そして、神の御子イエスを通して栄光の冠をかぶらせてくださった神を賛美しましょう。