道義的責任
友人をちらっと見て、私と同じく、恐れていると分かりました。2人が10代の頃のことです。キャンプで悪さをして、リーダーに呼び出されました。私たちの父親をよく知る人で、「お父さんを悲しませることをしたのだよ」と、静かにきっぱり言いました。私たちは道義的責任を突きつけられ、穴があったら入りたいと思いました。
洗ってください
融雪剤のせいで車がひどく汚れたので洗車場に向かいましたが、多くの人が同じことをしたようです。そこは長蛇の列でした。しかし、待っただけのことはありました。車はピカピカ、長く待たせたおわびにと、代金は無料でした。
褒められるべきは誰か
らせん階段や広々とした寝室、高級感溢れる床材、ゆとりあるランドリールーム、機能的な書斎。不動産業者が、ある夫婦に物件を案内していました。二人は家の美しさに歓声を上げ、「完璧だ。最高の家を見せてくださって、ありがとうございます」と言いました。すると、彼は意外ながらも、もっともな発言をしました。「お客様の感想を建築士に伝えます。お褒めの言葉に値するのはその人です。この家でも私でもありません」
暗闇から光へ
アカシュはトラック事故で重傷を負い、南西アジアのキリスト教系の病院に運ばれました。8回の手術で骨折は治りましたが、食欲を失くしました。うつ病です。家族を養わねばならないのにできません。前途が真っ暗になりました。
助けを求める
デビッド・ウィリスがロンドンの巨大書店の1階に下りて来ると、ドアが施錠されていました。閉じ込められたのです。そこで、「やあ、@Waterstones。お宅のトラファルガー広場店に閉じ込められています。助けてください」とツイッターに投稿しました。すると間もなく救助されました。
たましいの自由
彼らにパイロットの資格はありません。大学も卒業していません。ライト兄弟は空を飛ぶ夢と勇気を持った自転車の修理工でした。1903年12月17日、彼らのライト・フライヤー号は4回の飛行に成功。最長飛行時間はたった1分でしたが、世界を変えました。
チョコレートの雪
スイスのオルテンの住民は驚きました。近くのチョコレート工場の換気システムの故障でココアが大気中に排出され、町一体がチョコレートまみれになりました。チョコレート好きには夢のような話です。
因果応報を超える望み
怒りに任せて発言し、後悔した経験はありますか。私は息子の薬物依存を知ってきついことを言いましたが、その怒りは、彼の立ち直る意欲を削ぐだけでした。彼はいのちと希望を語ってくれる人に出会って依存症から解放されたのです。
イエスのまねをする
インドネシアの海やオーストラリア北東部のグレートバリアリーフに「変装の達人」が生息しています。タコの一種、ミミックオクトパスです。他のタコと同様、皮膚の色を変化させて周囲の色に溶け込めるだけでなく、擬態して捕食者をかわします。毒を持つミノカサゴや凶暴なウミヘビなどをまねた形や泳ぎ方、動きをするのです。