Category  |  人に対する愛

弱者に手を

マザー・テレサのノーベル平和賞の受賞は驚きに値しません。彼女は例によって「飢えた人、裸の人、家のない人、体の不自由な人、病気の人、必要とされることのないすべての人、愛されていない人、誰からも世話されない人、そのような人々の名において」賞をもらったのです。また、生涯の大部分を彼らにささげました。

えこひいき

義弟のジェリッツは、2000kmも離れた町に住んでいます。優しくてユーモアがあり、離れていても、みんなに愛されています。兄弟たちはお母さんっ子だった彼に「ママのお気に入り」と書いたTシャツをプレゼントしたほどです。こういう遊びは楽しいですが、本当のえこひいきは冗談にもなりません。創世記37章でヤコブは息子ヨセフに袖付きの長服を与えましたが、それは他の息子たちに彼は特別だと示しました(3節)。ヨセフが一番好きな子だと公言したのです。

座席番号2Dに座る人

ケルシーは11ヵ月の娘と酸素吸入の機器を抱えて、飛行機の狭い通路を進んで行きました。娘には慢性の肺疾患があり、ふたりは治療のために旅をしていました。予約したひとつの座席に親子で座ると程なく、客室乗務員がやって来て、ファーストクラスの乗客が席を代わると申し出ていると言われました。ケルシーは感謝の涙を流しながら通路を歩き、ゆったりとした座席に腰を下ろしました。一方、見ず知らずの親切な乗客が、彼女の席に着きました。

ともに勝利する

サムエル・バッガガ牧師は真夜中に呼び出しの電話を教会員から受け、駆けつけると、家は炎に覆われていました。父親は火傷を負いながらも、子どもを助けるために再び家に入り、気絶した娘を抱きかかえて現れました。そこはウガンダの田舎だったので、病院まで10キロの道のりです。車がないため、牧師と父親は、子どもを抱えて走りました。腕が疲れると、もうひとりが代わって抱き、一緒に走ったのです。そうして病院にたどり着き、親子とも治療を受けて全快しました。

手を差し伸べる勇気

アルディはまだ十代でしたが、インドネシアのスラウェシ島から125キロメートル離れた水上の釣り小屋で、ひとりで働いていました。ある日、強風で錨の係留がはずれ、小屋ごと大海に流され、49日間、海上を漂流しました。船舶を見つけるたびにライトを照らして呼びかけましたが、反応はありませんでした。彼が衰弱した状態で救出されるまでに約10隻もの船が通過していたのです。

忘れない

戦没将兵追悼記念日になると、兵士たちに思いを馳せますが、特に父と叔父のことを思い出します。ふたりとも無事に家族のもとに帰りましたが、多くの人が、愛する家族を戦場で亡くしました。しかし、当時、兵士となった人たちは、家族を守るため、また自分が正しいと信じることのために、命をささげたと語っています。

危険物

サイレンの音が段々と近づき、トラックが耳をつんざく音を立て猛スピードで通り過ぎました。車のフロントガラスから点滅灯に照らされた「危険物処理」の文字が見えました。後からニュースで化学薬品工場の貯蔵タンクから硫酸が漏れ出たと知りました。大惨事になりかねない緊急事態だったのです。

よそ者を愛す

家族のひとりが他の宗教に改宗した後、イエスに立ち返るように諭しなさいと言われましたが、まずは、イエスのように彼女を愛することだと思いました。しかし、いっしょに外出すると、彼女の「外国風」の服装に顔をしかめたり「国へ帰れ」と暴言を吐いたりする人さえいます。ここが彼女の国なのに。

聖霊の促し

助けるべきだと思ったが、結局、何もしなかった。そんなことが最近ありましたか。生活の中で感じたことは、主への愛に突き動かされ、信仰の深みに漕ぎ出せという神の招きかもしれないと、クレア・デ・グラアフは著書『10秒ルール』で語ります。つまり、イエスに「やって」と言われたと感じたことを、躊躇せずに行おうという勧めです。