決して死なないもの
ウクライナの友人アイラの近況に涙を禁じ得ませんでした。それは2022年、包囲されたキーウの自宅を離れた数日後のSNSの投稿でした。競技を終えて国旗を掲げた過去の自分の写真を載せ、次のように記していました。「私たちは皆、人生という名のマラソンを一生懸命走っています。今は、これまで以上に頑張りましょう。決して死なないものがあるのですから」。彼女は連日、祖国の人々のためにどう祈れるか、また、どう支援できるかに関わる投稿をしました。彼女はこういう形で走り続けたのです。
友と敵
アメリカの神学者ケネス・E・ベイリーは、国際社会で独自路線を行くアフリカ某国のリーダーについて語りました。その国はイスラエルと周辺諸国の双方と良い関係を築いています。不安定な情勢の中でバランスを保つ方法を尋ねられ、彼はこう答えました。「私たちは友を選びます。そして彼らに私たちの敵を選ばせません」
音楽は薬
ベラが小児がんでノースダコタ州の病院に入院した時、治療の一環として音楽療法を受けました。音楽を聴くと気分が良くなることは昔から多くの人が経験しています。今では音楽の臨床における効用は研究者たちによって論文にまとめられています。音楽療法は現在、ベラのようながん患者だけでなく、パーキンソン病や認知症、心的外傷の患者たちに有効とされています。
励ましの水
それを私は「緑の奇跡」と呼んでいます。もう15年以上、毎春、現れます。我が家の庭は冬の間にすっかり茶色くなるので、通りすがりの人には再起不能に見えます。コロラドの山岳地帯は雪が降りますが、ロッキー山脈の東側の平地は乾燥していて、暖かい季節には度々干ばつの警報が出るほどです。しかし、毎年5月末にスプリンクラーの水をちょろちょろ流し続けると、2週間ほどで芽吹きが始まり、干からびた地は青々とした庭に変化します。
ドア枠の慰め
ルイジアナ州南部が洪水に襲われた2016年、友人のSNSに書き込みを見つけました。彼女の家はほぼ全壊のようでした。彼女の母親は、どれほど片付けが大変でも、そこに神がおられると分かるはずよと励ましていました。後日、彼女はむき出しになったドア枠にみことばが書かれているのを見つけました。その家が建てられた時に書かれたのでしょう。友人はそれを読んで慰められたといいます。
神の力強い臨在
性別を理由に投票を否定することを禁じるアメリカ合衆国憲法修正19条の批准から100周年を記念する2020年、「主はみことばを与えてくださる。良き知らせを告げる女たちは大きな群れ」という詩篇68篇11節が刺しゅうされた旗を掲げて行進する人たちの古い写真が公開されました。
遠すぎない
ラジは少年時代にイエスを信じましたが、すぐに信仰を離れ、神と無縁の生活を送りました。ある時、やり直そうと教会に行きましたが、長年教会を離れていたととがめられただけでした。恥をかかされ、信仰を忘れた年月を後悔しました。そして、希望はもう無いかと思った時、シモン・ペテロの話を思い出しました(ルカ22:34、60-61)。イエスは、三度もご自分を否定したペテロを受け入れられたのです(ヨハ21:15-17)。
独りぼっち?
スーの家庭は崩壊寸前でした。夫が突然家出し、彼女と子供たちはとまどい怒りました。彼女は結婚カウンセリングを受けようと言いましたが、夫は彼女が問題だと突っぱねました。スーは、夫が二度と戻らないと悟り、絶望と不安に襲われました。子どもたちを養っていけるでしょうか。
神はあなたを知っている
最近、ミケランジェロの彫刻『モーセ』の大写しの写真を見ました。すると、モーセの右腕に小さく盛り上がった筋肉が見えます。この筋肉は小指伸筋で、小指を上げるときだけに収縮します。巨匠ミケランジェロは写実性で知られています。人間の体に細心の注意を払い、誰もが見逃してしまうような細かい部分を含めて彫刻します。