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新しいDNA

骨髄移植のおかげで命を救われたクリスが4年後に血液検査を受けると、病気の快癒と同時に驚愕(きょうがく)の事実が判明しました。血液のDNAがドナーのDNAに変化していたのです。骨髄移植の目的は、患者の弱った血液をドナーの健康な血液にすることなので、道理かもしれません。しかし、頬や唇、舌から取った検体で鑑定をすると、そのDNAも変わっていました。外見や記憶などは元のままですが、クリスはある意味、別人になったのです。

施し

商品を10個購入して航空会社から1,000マイルがもらえるキャンペーンがありました。一番安い商品はプリンで、それを大量に買って、34万円ほどで、無料の航空券が毎年受け取れる特別会員になった人がいました。プリンは慈善団体に寄付し、約9万円の寄付税控除を受けたそうです。何と頭のよいことか。

高慢と欺まん

私は「愛する神よ、あなたの思いやり深い懲らしめを感謝します」と小声でつぶやきました。思いあがっていたと認めるのは辛いことでした。次々と仕事が成功して称賛を受ける中で、私は神の導きを拒んで自分の能力に頼っていました。自分の実力などたいしたものではないと難しい局面にぶつかって気付きました。神の助けがなくても大丈夫と、己の高慢さにだまされていたのです。

神の優しさ

大学生の頃、うつの発作によって無力感と絶望感に何度も襲われたという実業家の話を聞きました。残念なことに、彼は医者に行かず、とんでもない計画を立てました。自死に関する本を図書館で予約し、命を絶つ日を決めたのです。

神の手番

スクラブルという手元の文字を組み合わせて英単語を作っていくゲームが好きです。友人たちが、私の名前にちなんでKATARA(カタラ)と名付けた打ち手があります。最下位だった私が、最後に7文字の単語を作って大逆転したときの打ち手です。以来、このゲームをするたびに、負けている人は当時を思い出し、KATARAの手番に希望を託します。

家庭で信仰の話をする

スター・ウォーズやライオンキングなどいわゆる不朽の名作の多くが用いる物話の展開方法を一言で表すなら、『オズの魔法使い』のドロシーの台詞「家ほどいい所はない」です。つまり、平凡な生活をしていた普通の人である主人公が、途方もない冒険に巻き込まれ、家を離れて試練の待ち受ける異次元の世界を旅するという英雄物語です。敵や仲間、賢者と出会いながら、試練を乗り越え、自身の勇敢さを証明すると、冒険話と獲得した知恵を携えて家に帰ります。家に帰るという点が不可欠です。

十分な時間

友人の本棚にトルストイの『戦争と平和』の全巻が並んでいるのを見て、私は全巻を読んでいないと告白しました。彼は笑いながら「定年で教職から退いたとき、『読める時間がやっとできたね』と、友人がプレゼントしてくれたのだよ」と言いました。

正当化しない

なぜ車を止められたか分かりますかと交通警察官が尋ねると、ドライバーは心当たりがないと言いました。そこで「運転中にスマホをいじっていましたね」と諭すと、「いいえ。見ていたのはガラケーです」と反論しました。「ながらスマホ」の禁止は、ガラケーなら大丈夫というわけではありません。法律はわき見運転を禁じているのです。

気前の良さと幸福感

研究者たちは、自分の財や時間を人のために使う人は、そうでない人よりも幸福感に富んでいると言います。「寄付を道徳上の義務ではなく喜びの源泉として捉えよう」と主張した心理学者もいます。